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NEWS & BLOG | エッセイ「変わった医者」(5)

変わった医者(5)

(2026年10月 最新の研究を追記) HYGEIA通信

この記事でわかること

  1. 増永氏の本を要約した連載の最終回です。筆者は、経絡を学んで人の体の見方が大きく変わったと述べています。
  2. 鍼灸は一つ施すごとに脈や体の反応が分かり、漢方薬とは違う手応えがあると書かれています。
  3. 筆者は西洋医学を否定せず、エコーやCTも必要不可欠な素晴らしい検査だと明言しています。
  4. ツボを正しくとらえたかは、指圧の響きの感じ方で見分ける、という本の方法を紹介しています。

以上が、

を、稚拙ながら私なりに要約し解説(恐れ多くも・・・)を試みたものである。

この本を最初に読んで、私が発した感想。

「・・・・・・・・・・、

カッコイイ!!」

である。

私が言葉でうまく言い表すことが出来なかったことや、疑問に対する答えが、そこにはあった。

この考え方が絶対とは言わないが、私にはとっても腑に落ちたのだ。
(この「腑に落ちる」ということがとっても大事なことなのだ)

私は経絡を学んで(私の場合は鍼灸を通じて)、人の体の見方がものすごく変わった。

同じ東洋医学でも、湯液(漢方薬による治療)だけをやっていた時とはまた違った目線になった。

体は言葉以上にいろいろなことを表現しているのだ。

漢方薬は家に帰ってしばらく飲んでもらわないと効果がわからないが、鍼灸の場合はハリやお灸を一つ一つするたびに、脈や体の反応がダイレクトにわかるので、手応えがあってとてもエキサイティングだ。

それは、生きている人間の体の面白さ、素晴らしさを、とてつもなく実感できる作業と言える。

心をカラッポにして、相手と一緒にいて、表情、脈、皮膚の色・艶・緊張度、体温、筋肉の硬さ、呼吸の深さ、そういったものを見ながら、感じながら、相手の体に触れ、治療をすることは、西洋医学的な触診やボディタッチとは全く異質のものだ。

超音波検査やCTなどの、目に見えない臓器の様子が視覚的にわかる先端の科学的な検査よりも、より深いレベルで、その人に近づいている、その人に触れている、という感じがする。
不思議だけど。

こんなことを書いていると、私のことをアンチ西洋医学の医師と思う方もいるかもしれないが、決してそんなことはない。むしろ必要不可欠なものだと思っている。エコーもCTも、もちろん素晴らしい検査方法だ。

私はただ、人の体の見方はそれだけではないよ、こんな方法もあるよと、ノンシャランと言いたいだけである。

全国に27万人いるといわれる医師の中に、何人かこんな変わった医師がいてもいいだろう。

内容が内容だし、専門用語が多いし、私には腑に落ちるけど独特の考え方だし、果たして正しく内容が要約できているかどうか全然自信がないのだが、東洋医学のスピリットとでもいうものを、少しでもお伝えすることが出来ただろうか?

最後に、この本には、実際に経絡を感じる方法が書かれている。

「正しくツボをとらえているか否かを判断するのは、指圧した指を相手が局部的に感じるか、深部にヒビクものとして感じるかで見分けられる。ツボをおさえている側の感覚としては、その点の性状(硬軟、コリ、抵抗、弾力性)を指先に感じるか、あるいは手から腕、あるいは肩の方まで何かヒビクモノを感じるかで分ける。前者は触覚であり、後者がツボをとらえているのである。一点ではこの差を判別しにくいので、あるツボをおさえたら、もう一方の指で同じ経絡のツボ(はじめになるべく近接したほうがよい)を同様に押さえる。この二点が、二点と感じたらそのおさえ方はツボの上を押しているので、ツボにはまっていないのである。二点をおさえているにもかかわらず、それが二点ではなくて、その周囲にひろがった面のヒビキのように感じられたとき、それが正しくツボにはまっている証拠である。」

詳しくは本をお読みください。(もう疲れた)

面白いのでぜひお試しあれ。

増永静人先生創設の指圧の治療院

医王会指圧センター

http://www.iokai.co.jp/top.htm

あなたのからだの「足りない」、検査で確かめてみませんか

血液・尿検査(60項目以上)で栄養状態を確かめ、不足を補う外来です。初日のカウンセリングは無料です。

分子栄養療法とはについて、くわしく見る

最新の研究でわかっていること(2026年10月 追記)

2006年の記事に追記

指圧(Shiatsu)の効果を確かめた研究は、まだ量も質も足りていません。似た手技の指圧点刺激(アキュプレッシャー)では、痛みや吐き気、睡眠で効果を示す研究があります。

  • 指圧と指圧点刺激の研究をまとめた系統的レビューです。指圧(Shiatsu)の研究は9本で、根拠は量も質も不十分でした。指圧点刺激は、痛みや吐き気・嘔吐、睡眠に役立つ可能性があるとしています。出典:Robinson ほか, BMC Complement Altern Med 2011/PubMed 21982157・DOI 10.1186/1472-6882-11-88

PubMed の抄録で、数字と結論を確かめた論文だけを載せています(PMID・DOI つき)。上の本文は 2006 年に書かれたままです。

当院でできること

検査と治療
60項目以上の血液・尿検査で、貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミン・亜鉛・血糖の動きを確かめ、不足している栄養素(治療用サプリメント)と食事の見直しで体の側を整えます。約3か月ごとに再検査します。
費用(自由診療・税込)
初日の検査 16,500円/再検査 11,000〜16,500円/診察料 5,500円。治療中の月あたりの費用は処方で変わります(最初の3か月は月5〜10万円が目安)。くわしくは 治療費用。
治療を検討する前に知っておいていただきたいこと
自由診療で、保険診療の代わりになる治療ではありません。分子栄養療法は、すべての方に同じ結果が出る治療ではなく、記事の中の例は個別の経過で、同じ結果を約束するものではありません。治療用サプリメントで起こりうること:まれに、IgG 食物アレルギー反応(食べ物に対する遅れて出る反応)が出ることがあります。

執筆・監修:矢崎 智子 医師(2006年の本文)|杏林大学医学部卒業の産婦人科医。2005年にハイジーア外来を開設し、院長として分子整合栄養医学と東洋医学による診療を行った
2026年10月の追記(最新の研究)の監修:秦 俊昭 医師(日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・ハイジーア外来 担当)

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よく聞かれること

自分で指圧をしても大丈夫ですか?
強く押しすぎると痛めることがあります。痛みが続く場合や持病がある場合は、自己流で続けず医療機関にご相談ください。
東洋医学をする医師は、西洋医学を否定していますか?
この記事の筆者は否定していません。エコーやCTなどの検査も必要不可欠だと書いています。
費用はどのくらいかかりますか
自由診療です。初日の検査 16,500円(税込)。治療中の費用は処方の内容で変わります。治療費用 をご覧ください。

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