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診療内容

PMS(月経前症候群)・PMDD の栄養療法外来

監修:秦 俊昭 医師(日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・ハイジーア外来担当)|最終更新:2026年10月15日|根拠:論文 4 本・当院の改善例 5 例

PMS(月経前症候群)でお悩みの患者さまへ

この度はプレシジョンクリニック東京(旧 クリニック・ハイジーア)のホームページにお越しくださいましてありがとうございます。

当院には月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)でお悩みのこんな患者さまがいらっしゃいます。

  • 一般的な婦人科の治療で、症状が良くならない
  • 生理前になると、うつ状態になり、抗うつ剤を飲んでいるが改善しない
  • 生理前になると、だるくなったり浮腫むなどカラダがしんどい
  • ピルやホルモン剤を、使いたくない
  • ピルやホルモン剤で、よけいに具合が悪くなってしまった
  • PMSやPMDDの本当の原因を、知りたい
  • 自分にとって何が適切な治療なのか知りたい
  • 体に負担が少なく体に優しい治療を受けたい
  • 原因からPMSやPMDDを、治療したい

月経前の症状は、律儀に毎月やってきます。

PMS(月経前症候群)でお悩みの患者さまへ

女性の90%は、月経前症候群(PMS)であるとも言われています。

だからと言って、月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)は治らないもの、とあきらめてはいませんか?

生理が来ても、誰もが月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)になるわけではありません。

生理前には二つの女性ホルモンが分泌され、多少の体重増加やむくみ、乳房の張りなどは、いたし方ありません。

しかし、生理前でも快適に過ごせる女性もいれば、排卵日から生理が終わるまで毎月の半分は具合が悪くなるほど症状が悪化する女性もいらっしゃいます。

その違いは、いったいどこから来るのでしょうか?

生理が来る以上、女性なら誰でも二つの女性ホルモンが分泌されるわけですから、一般的に言われているように、PMSやPMDDの原因は「女性ホルモン」ではありません。

ほんとうの原因は、他にあります。

まず、お伝えしたいこと

毎月くり返すつらさは、あなたの性格ではなく、からだの“足りない”から来ていることがあります。

生理前に起き上がれない・イライラ・物忘れ・過食などが続く方の、貯蔵鉄(フェリチン)・ビタミンD・血糖の動きを検査で確かめ、不足を補う外来です。婦人科の治療(ピル・漢方など)と並行して受けられます。

22.7→53.85例のフェリチン中央値(ng/mL)
60項目以上血液・尿検査
約3か月ごと再検査で数字を確かめる

PMS(月経前症候群)について、くわしく

説明を全部読む(約5,200字)
最初のご挨拶(上に掲載しています)をもう一度読む

PMS(月経前症候群)でお悩みの患者さまへ

この度はプレシジョンクリニック東京(旧 クリニック・ハイジーア)のホームページにお越しくださいましてありがとうございます。

当院には月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)でお悩みのこんな患者さまがいらっしゃいます。

  • 一般的な婦人科の治療で、症状が良くならない
  • 生理前になると、うつ状態になり、抗うつ剤を飲んでいるが改善しない
  • 生理前になると、だるくなったり浮腫むなどカラダがしんどい
  • ピルやホルモン剤を、使いたくない
  • ピルやホルモン剤で、よけいに具合が悪くなってしまった
  • PMSやPMDDの本当の原因を、知りたい
  • 自分にとって何が適切な治療なのか知りたい
  • 体に負担が少なく体に優しい治療を受けたい
  • 原因からPMSやPMDDを、治療したい
月経前の症状は、律儀に毎月やってきます。 女性の90%は、月経前症候群(PMS)であるとも言われています。 だからと言って、月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)は治らないもの、とあきらめてはいませんか? 生理が来ても、誰もが月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)になるわけではありません。 生理前には二つの女性ホルモンが分泌され、多少の体重増加やむくみ、乳房の張りなどは、いたし方ありません。
PMS(月経前症候群)でお悩みの患者様へ

しかし、生理前でも快適に過ごせる女性もいれば、排卵日から生理が終わるまで毎月の半分は具合が悪くなるほど症状が悪化する女性もいらっしゃいます。

その違いは、いったいどこから来るのでしょうか?

生理が来る以上、女性なら誰でも二つの女性ホルモンが分泌されるわけですから、一般的に言われているように、PMSやPMDDの原因は「女性ホルモン」ではありません。

ほんとうの原因は、他にあります。

ハイジーア外来では、60項目以上に及ぶ血液・尿検査を行い、生化学的な詳細な解析を行い、患者さまひとりひとりのPMS/PMDDの原因を追究します。

そして、お薬(ピルやホルモン剤)を使わずに、そのPMS/PMDDの原因から原因からの治療をしています。

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PMS/PMDDは、がんや糖尿病のような死に至る病気ではないですから、軽く考えてはいませんか?

PMS/PMDDの症状が強い女性では、普段から疲れやすかったり、冷え性、浮腫み、頭痛などの不定愁訴、くすみ・しわ・たるみなどのお肌の老化、新陳代謝の低下、また深刻な不妊症などにも発展します。

PMS/PMDDの原因を知って、本来の元気を取り戻して、イキイキと人生を過ごしていただけるよう、私たちはお手伝いしています。

PMS(月経前症候群)でお悩みの患者様へ01

PMS/PMDDの原因

毎月必ずやってくる、月経前症候群(PMS)のつらい症状。
多かれ少なかれ、女性なら誰もが抱える悩みではないでしょうか?

月経前症候群(PMS)の主要症状

精神的な症状 イライラする、興奮しやすい、神経質になる、気が短くなる、感情的になる、刺激に過敏になる、うつ、ひきこもり、混乱・錯乱、涙もろくなる、集中力の低下、物忘れ・記憶力の低下、無気力、気分にむらがあるなど
身体的な症状 手足のむくみ、体重増加、乳房の痛みと張り、疲労感、頭痛、動悸、腰痛、腹部の張り、便秘、下腹部のけいれん痛・圧迫感・重い感じ、食欲の変化・特定の食品が食べたくなる(甘いものなど)、めまい、あざができやすい、湿疹、ほてり・のぼせ(ホットフラッシュ)、不眠、関節痛・筋肉痛、吐き気・嘔吐、手足のしびれ、ニキビ・蕁麻疹などの皮膚症状など

きちんとした月経周期を持っている成熟した女性なら、2種類のホルモン、すなわちエストロゲンとプロゲステロンを持っています。

まずエストロゲンの働きで、ほぼ月に1回排卵が起こり、排卵後はエストロゲンとともにプロゲステロンが分泌されます。 PMSやPMDD症状は、この排卵後から月経までの期間、つまりプロゲステロンが分泌されている時期にのみ起こる、というのが特徴です。

このように排卵している女性なら誰でも、毎月毎月、女性ホルモンの変動という身体的なストレスにさらされていることになります。

なぜ、月経前症候群(PMS)や月経前不機嫌性障害(PMDD)が軽い人もいれば、つらい人もいるのでしょうか?

多少の体重増加やむくみ、乳房の張りなどは、生理的な変化なので病的とは言えません。

しかし、「精神的な症状」の多く、例えば、イライラやうつ、神経過敏など、また「身体的な症状」の頭痛、動悸、不眠などは、PMS/PMDDの症状であるとともに、実は「潜在性鉄欠乏性貧血」の症状でもあることを知ってください。

データ上貧血がなくても、上記の症状は起こります。

これは、一般の病院(婦人科)での貧血の検査は、保険点数の制限があるために、ヘモグロビン(Hb)やヘマクリット(Ht)の数値だけで診断し、貯蔵鉄の数値までは調べないために、潜在性鉄欠乏性貧血は見逃されてしまうためです。

一般の検査で貧血ではないと診断された場合でも、より詳細な検査をおこなうと、PMS/ PMDD症状をお持ちの女性のほとんどに、潜在性鉄欠乏性貧血がみつかります。

そして、強いPMS/PMDD症状を持つ患者さまのほとんどが、ヘム鉄を中心とした栄養療法によって、約3ヶ月間でデータの改善とともに症状も改善します。

  • 精神症状が強く、抗うつ薬や抗不安薬などを内服しても症状が改善しない方
  • 貧血の症状があるのに検査をしても異常なしと診断されている方

上記の方などは、特に「潜在性鉄欠乏貧血」の関与が深い方と考えられます。 

「潜在性鉄欠乏性貧血」は、不妊症、妊娠しても流産しやすい、胎児の先天異常、生まれた赤ちゃんのアトピー性皮膚炎や喘息などのアレルギー疾患のリスクを高めます。

深刻な月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)の症状を抱えている患者さまで、「潜在性鉄欠乏性貧血」の治療は、まず最初に改善すべき課題です。

なぜ、月経前症候群(PMS)や月経前不機嫌性障害(PMDD)が軽い人もいれば、つらい人もいるのでしょうか?

つまり、月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)は、「潜在性鉄欠乏性貧血」を中心としたさまざまな栄養欠損により体内環境が悪化しているところへ、月経時のホルモンの変動という身体的ストレスが追い討ちをかけ、身体が耐えられなくなり悲鳴を上げている状態といえます。

まさに月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)は、身体が発している「警告のシグナル」なのです。

月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)という身体のシグナルに、耳を傾けてみてください。

そこには、必ず原因があり、原因が見つかれば解決策が見つかります。

適切な対処法で、今までつらかった月の半分を占める月経前の期間を、快適に過ごすことができるのです。

* 鉄の過剰症:鉄は過剰症の心配があるので、自己判断で鉄のサプリメントを闇雲に取ることはお勧めできません。医師の診断のもとに血液検査を行った上で、ヘム鉄(有機でくるまれた安全で吸収力の高い鉄)の形で摂取するべきです。また、プルーンやプルーン加工食品などの植物性の鉄は、硬い食物繊維にくるまれた形で存在し人間は吸収できませんので、「貧血」などの改善には役立ちません。

統合医療の3つの特徴

当院での統合医療の特徴は3つあります。

1.60項目以上の詳細な血液検査・尿検査により、月経前症候群(PMS)/月経前不機嫌性障害(PMDD)のほんとうの原因がわかる

*健康保険を使った一般的な医療の範囲内では、保険点数の問題で検査項目が十数項目程度に限定されてしまい、十分な検査を行うことができないため、病態を引き起こす体内環境、つまり原因を充分に把握することができません。

2.体に負担の少ない

サプリメントと薬剤の違い―天然の複合的な栄養素であるサプリメントは、体内で必要に応じて代謝されるため、薬物治療に対して安全です。熟練した医師の管理下で行う場合、ほとんど副作用はありません。それに対し薬剤は、人体には存在しない化学合成された単一成分であるため、うまくいけば短時間に症状をとれるなどの利点はあるものの、根本的でなく、副作用があります。
※漢方薬にも劇薬に分類される処方の難しい薬があります。
※アメリカでは1年間に10万人以上が薬の副作用で亡くなっていると言われています。

3.治療期間の目安は、3ヶ月~半年である。

漢方や栄養療法は、長期間服用しなければと効かないわけではなく、特殊な例を除き、医師の処方どおりに服用すれば、約3ヶ月で症状の著しい改善と検査データの改善を認めます。

初診の予約を申し込む

ハイジーアのPMS/PMDD治療の3つの特徴

  • 原因究明

    60項目以上の詳細な生化学検査と、必要に応じて特殊な検査を実施し、PMS/PMDDの原因を究明し、原因から治療。

  • 体に負担の少ない

    天然の複合的な栄養素は、体内で必要に応じて代謝されるため、薬物治療に対して安全。

  • ストレスフリー

    医療行為は3ヶ月ごとの採血や必要に応じて点滴治療のみ。頻繁な通院の必要もなくストレスフリー。

当院の治療方針や治療期間などについて、詳しくご説明させていただきます。

無料カウンセリング予約/AM10:00~PM6:00

03-6452-6611

完全予約制(月・水・日・祝祭日休診)

以前の案内「診療の流れ」を読む(費用と流れは上の新しい案内が現在のものです)

診療の流れ

1初日
  • 専門のカウンセラーによるカウンセリング+医師の診察(無料/60分~)

統合医療についての説明と、患者さまの現在までの状態を詳しく聞き取りし、その後医師が検査内容について判断します。初日の医師の診察は、検査内容の判断のみとなります。
60項目以上の詳細な生化学検査と、必要に応じて追加検査を実施し、PMS/PMDDの原因を特定します。

  • 初日検査(血液・尿 60項目以上)→16,500円(税込)

※必要に応じて、医師が追加検査を行う場合があります。

21週間後

医師が生化学検査および追加検査のデータに基づく診察を行い、治療方針を決定します。

  • ドクター診察初診料→5,500円(税込)/20分

治療期間の目安は3~6ヶ月ですが、個人差があります。治療期間中は治療費は、最初の3か月は月5〜10万円が目安です。
全ての治療内容が、原則では医療費控除の対象となります。
※初日にドクター診察料までの費用(22,000円(税込)を頂戴しております。
また、検査結果に基づいた、詳細な解析サポートをお渡しすることも可能です。

  • 解析レポート作成費用→22,000円(税込) ※ご希望の場合
  • 分子整合栄養医学療法(治療用サプリメントの処方)→50,000円〜/1ヶ月

栄養療法に加え、キレーション治療や腸内環境の改善などの治療が必要な場合もございます。
管理栄養士による個別の食事指導のサポートプログラムがございます。PMS/PMDDの原因の一つでもある低血糖症の改善を目的とした勉強会にも、ご参加いただきます。

3約3ヶ月後

治療が1クール(約3ヶ月間)終了した後、再検査を行います。

  • 再検査→11,000〜16,500円(税込)
  • 診察料→5,500円(税込)/20分
改善例はこちらです。
以前の案内「クリニック紹介」を読む(費用と流れは上の新しい案内が現在のものです)

クリニック紹介

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目8-18 グランベル銀座ビル3階
診療時間 10:00~17:00(土曜のみ18時まで) 完全予約制(月・水・日祝休診)
電話 03-6452-6611
最寄駅 電車でお越しの方
地下鉄銀座線 銀座駅A13番出口より、徒歩3分。
地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅9番、10番、11番出口より、徒歩1分。
JR山手線有楽町駅中央口より、徒歩10分。
東京駅からお越しの方
JR「東京」駅から→5分→JR「有楽町」駅。有楽町駅中央口より、徒歩10分。
東京駅八重洲口よりタクシー→5分(約1,000円)→当院
道順 文房具の銀座・伊東屋の一本裏通りのグランベル銀座ビル3階になります。

ハイジーア外来の治療用サプリメント

ハイジーア外来で使用するサプリメントは、製薬工場に課せられる厳しい「GMP基準」を満たした工場で製造された、ドクターユースオンリーの高純度・高濃度の治療用サプリメントです。
治療用サプリメントは、60項目以上の詳細な血液・尿検査のデータに基づき、栄養療法を熟知したドクターによって栄養素の種類と量が決定され、処方されます。
1粒あたりの含有量が多く、医師の処方なしには購入できません。
一般的に市販されているサプリメントとは、質や含有量が全く異なります。

※栄養療法は日本では保険が認められていないため、自由診療となります。

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PMS/PMDDの改善例

詳細はこちらをクリック

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もう少し、くわしく知りたい方へ

気になるところだけ、開いてお読みください。検査の数字や研究も、ここにまとめています。

PMSって? PMDDとの違いは?

PMS(月経前症候群)とは?PMDDとの違いは?

月経前の数日〜2週間に心と体の不調が出て、月経が始まると軽くなるものがPMSです。気分の落ち込みやイライラが強く、生活に支障が出るものをPMDD(月経前不快気分障害)と呼びます。

月経前症候群(PMS)は、月経の前に、イライラ・落ち込み・眠気・過食・むくみ・乳房の張りなどの心と体の不調が出て、月経が始まると軽くなる状態です。気分の落ち込みやイライラが強く、生活に支障が出るものは月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれます。

婦人科での治療(低用量ピル・漢方・抗うつ薬など)が基本です。そのうえで、PMSになりやすさには栄養の条件も関わることが、大規模な追跡研究で示されています。非ヘム鉄の摂取が多い女性ではPMSのリスクが0.64倍(Chocano-Bedoya ほか, Am J Epidemiol 2013)、ビタミンDの摂取が多い女性では0.59倍でした(Bertone-Johnson ほか, Arch Intern Med 2005)。

当院は、婦人科の治療と並行して、貯蔵鉄・ビタミンD・血糖の動きなど体の側を整える外来です。婦人科の薬をやめさせることはありません。

生理前、起き上がれないのは

生理前に起き上がれないのはなぜ?

原因は一つではありませんが、貯蔵鉄の不足と血糖の乱れが重なると、だるさ・眠気が強くなります。貧血ではないのにフェリチンが低い女性の疲労は、鉄の補充で減ることがランダム化試験で示されています。

フランスの試験では、貧血ではなくフェリチンが50未満で疲れを訴える女性198人に鉄を12週間補うと、疲労が47.7%減りました(偽薬は28.8%)(Vaucher ほか, CMAJ 2012)。当院の改善例には、毎月3週間起き上がれなかった方が、フェリチン 26.2→110 とともに4か月で症状が半分になり、1年半後に働けるようになった記録があります(PMSの改善例)。

生理前、物忘れがひどいのは

生理前の物忘れがひどいのはなぜ?

物忘れや集中力の低下は、PMSの代表的な症状の一つです。月経前のホルモンの変化に、鉄やビタミンB群の不足、血糖の乱れが重なると強く感じやすいと考えられます。

当院では、貯蔵鉄・ビタミンB群・血糖の動きを検査で確かめます。物忘れが月経周期と関係なく続く場合は、ほかの病気がないか内科・脳神経内科でも確かめてください。

どの科に行けば? 東京で探すなら

PMS・PMDDは何科?東京で専門外来を探すには?

まずは婦人科です。気分の症状が強いPMDDは精神科・心療内科も対象です。当院(銀座)は、その治療と並行して体の側を整える栄養療法の外来です。

PMSになりやすさには栄養の条件も関わることが、大規模な追跡研究で示されています。非ヘム鉄の摂取が多い女性はPMSのリスクが0.64倍(Chocano-Bedoya ほか, Am J Epidemiol 2013)、ビタミンDの摂取が多い女性は0.59倍でした(Bertone-Johnson ほか, Arch Intern Med 2005)。

こんな方が、いらしています

どんな症状・状態の方が受診していますか?

生理前の2〜3週間、朝起き上がれない。1日中横になっている・生理前にうつっぽくなる、イライラする、泣きたくなる・生理前に過食になり、甘いものを手当たり次第食べてしまうなどが続く方です。

  • 生理前の2〜3週間、朝起き上がれない。1日中横になっている
  • 生理前にうつっぽくなる、イライラする、泣きたくなる
  • 生理前に過食になり、甘いものを手当たり次第食べてしまう
  • 婦人科でピル・漢方・抗うつ薬を試したが、よくならない(合わなかった)
  • 冷え・むくみ・肩こり・月経痛が重なり、「貧血ではない」と言われている
なにを、調べるの?

当院では何を調べますか?

血液・尿検査(60項目以上)で、貯蔵鉄(フェリチン)・たんぱく質・ビタミン・亜鉛・血糖の動きを調べます。貯蔵鉄(フェリチン)は、一般の健康診断の項目には入っていません。

PMSの症状が強い方の採血では、ヘモグロビンが正常でも、貯蔵鉄(フェリチン)が低い方が少なくありません。一般の検査では貯蔵鉄まで調べないため、見逃されます。当院では、鉄・たんぱく質・ビタミンB群・亜鉛と、血糖の動きを確かめます。

  • 貯蔵鉄フェリチン・血清鉄・MCHC
  • 血糖の動きグリコアルブミン・インスリン
  • たんぱく質尿素窒素・A/G比
  • ビタミン・亜鉛B群・亜鉛
    (必要に応じてピロリ菌)
どんな治療? ふつうの病院と、どうちがうの?

治療は何をしますか?標準治療との違いは?

一人ひとりの検査値にもとづいて、不足している栄養素(治療用サプリメント)を医師がオーダーメイドで処方し、管理栄養士が食事を一緒に考えます。約3か月ごとの再検査で処方を見直します。標準治療の代わりではなく、並行して受ける治療です。

標準的な治療当院の分子栄養療法
役割月経周期のホルモンの変動を抑える・気分の症状を和らげる体の側(貯蔵鉄・ビタミンD・血糖の動き)を整える
内容低用量ピル・漢方・抗うつ薬(SSRI)など血液・尿検査(60項目以上)→ ヘム鉄などのオーダーメイド処方と食事指導
受ける場所婦人科・精神科・心療内科当院(銀座)
保険保険診療自由診療
一緒に受けられるか—並行して受けられます。薬の中止・変更は行いません

実際に、こう変わりました(当院の記録)

当院の5例では、1〜4か月でPMSの症状がなくなるか半分になりました(早い方は2週間でイライラが軽くなりました)。個人差があり、同じ経過を約束するものではありません。

当院で治療した5例の記録です(医師の記録・個人差があります)。フェリチン(貯蔵鉄)の中央値は 22.7 → 53.8 ng/mLでした(下がった例も含めて全例を載せています)。

例初診時主な症状期間主な変化治療・補足フェリチン
(ng/mL)
例131歳・女性
  • 月経前の過食
  • 冷え・低体温
  • 月経痛・むくみ
1〜3か月
  • 1か月でPMSの症状がほぼなくなった
  • 2か月で月経前の過食が止まった
  • 3か月で体重3kg減
—8.7 → 43.6
例235歳・女性
  • 毎月3週間、起き上がれない
  • うつ症状
  • 月経前の過食
4か月
  • PMSの症状 10→5
  • 月経前の過食が止まった
  • 1年半後:働けるように
—26.2 → 110
例338歳・女性
  • 常にだるい
  • 冷え・月経痛
  • イライラ・むくみ・じんましん
2週間〜3か月
  • 2週間でイライラがなくなった
  • 3か月でPMSと不定愁訴がほぼなくなった
—7.5 → 33.5
例436歳・女性
  • 月経前2週間の微熱と疲れ
  • 乳房の張り・痛み
  • うつ・イライラ
3〜4か月
  • 3か月でPMSの症状がなくなった
  • チェック22項目:3→0が多数(図2)
—72.4 → 53.8
例528歳・女性
  • 月経前に落ち込み、仕事を休む
  • 朝、起きられない
  • 冷え・月経不順
3〜6か月
  • 3か月でチェック22項目がすべて0(図2)
  • 6か月後も多くが0のまま
—22.7 → 80
5例のフェリチン(貯蔵鉄)初診時と治療後 例1は8.7から43.6、例2は26.2から110、例3は7.5から33.5、例4は72.4から53.8、例5は22.7から80。 050100 100 ng/mL(記事で「女性の理想値」とされる値) 40(記事で「40以下は潜在性鉄欠乏」とされる値) 例1例2例3例4例5 3か月9か月7か月4か月6か月 初診時治療後
図1 5例のフェリチン(貯蔵鉄・ng/mL)初診時 → 治療後下の月数は治療後の採血までの期間。例4は初診時から40以上で、治療後に下がっています。5例すべてを載せています。結果には個人差があります。
PMS症状チェックリストの強さ(0〜3)初診時と治療後・例4と例5 22項目のうち主な17項目。例4は4か月後、例5は3か月後に、3だった症状の多くが0になった。 例4(36歳)例5(28歳) 初診時4か月後初診時3か月後 うつ状態になる3030無気力になる3030イライラする3030不安になる3030情緒不安定になる3030悲しくなる・泣きたくなる3030引きこもりになる3020疲れやすい・だるい3030判断力・集中力が低下2030眠くなる2020食欲が増す(過食)2220自分をコントロールできない2010下腹部が痛い・重い0030乳房が張る・痛い3120頭が痛い・重い0020手足がむくむ2000便秘になる3020 0=なし 1=弱い 2=中くらい 3=強い(主な17項目)
図2 PMS症状チェックリスト(0〜3)初診時 → 治療後例4は乳房の張り(3→1)と食欲(2→2)が残り、例5は6か月後に一部が1に戻っています(記事に記載)。記事はこちら。結果には個人差があります。

医師が記録した経過です。

結果には個人差があります。症状が無くなることを約束する治療ではありません。

費用のこと

自由診療です。初日は検査 16,500円(税込)。その後は約3か月ごとの再検査 11,000〜16,500円と診察料 5,500円、治療用サプリメントの費用がかかります。

初日検査(血液・尿 60項目以上)16,500円。カウンセリングと医師の診察を含みます(初日のカウンセリングは無料)
約1週間後診察料 5,500円(20分)。結果の説明と処方
治療中治療用サプリメント:処方の内容で変わります(最初の3か月は月5〜10万円が目安)
約3か月ごと再検査 11,000〜16,500円+診察料 5,500円(20分)
保険自由診療(保険適用外)。原則として医療費控除の対象です

はじめての日は、こんな流れです

初日にカウンセリング・診察・採血と採尿(60分〜)、約1週間後に結果の説明と処方、その後は約3か月ごとに再検査です。完全予約制です。

笑顔の看護師
笑顔の看護師
  1. 初日(60分〜)

    カウンセリングと医師の診察。採血・採尿。

    検査料 16,500円(税込)。初回カウンセリング料は無料

  2. 約1週間後

    結果の説明と治療方針。栄養素の処方と食事指導が始まります。

    診察料 5,500円(20分)/治療中は月あたり5〜10万円(最初の3か月の目安)

  3. 約3か月後

    再検査で数値の変化を確かめ、処方を見直します。

    再検査 11,000〜16,500円+診察料 5,500円(税込)

期間の目安は3〜6か月(旧ページの記載)。個人差があります。

こんな方に合っています/先に別の科へ、という方

この外来が合う方・合わない方

合う方

  • 生理前に起き上がれない・寝込む日がある
  • 婦人科の治療を受けてもだるさ・イライラが残る
  • 「貧血ではない」と言われたが疲れやすい
  • 月経前に過食・甘いものへの欲求が強くなる

先にほかの医療機関へ

  • 子宮内膜症・子宮筋腫など婦人科の病気の診断と治療を受けたい(婦人科へ)
  • 気分の落ち込みが強く、自分を傷つけるおそれがある(精神科・救急へ)
  • ピルや抗うつ薬をやめたい(主治医とご相談ください)

できること

  • 血液・尿検査(60項目以上)で、貯蔵鉄・たんぱく質・血糖の動きを確かめる
  • 検査値に基づいて、ヘム鉄を中心に不足している栄養素を医師が処方する(鉄の量は検査値で決める)
  • 管理栄養士が、血糖を安定させる食べ方を一緒に考える
  • 約3か月ごとに再検査し、数値を見ながら処方を見直す

できないこと

  • 婦人科の治療の代わりにはなりません。子宮腺筋症・子宮内膜症などの病気の診断と治療は婦人科で行います
  • 処方されている薬(ピル・漢方・抗うつ薬)を当院がやめさせることはありません
  • 鉄の自己判断での大量摂取はお勧めしません。過剰症の心配があるため、検査値を見て医師が決めます
  • 結果には個人差があります。症状が無くなることを約束する治療ではありません
研究で、わかってきていること

研究でわかっていること

PubMed に収載された論文の抄録から、数字と結論だけを載せています。多くは観察研究で、因果を示したものではありません。

  • 非ヘム鉄の摂取が最も多い女性は、最も少ない女性に比べてPMSのリスクが0.64倍でした(看護師 3,025人の追跡)。(Chocano-Bedoya ほか, Am J Epidemiol 2013)
  • ビタミンDの摂取が最も多い女性はPMSのリスクが0.59倍、食事からのカルシウムが多い女性は0.70倍でした。(Bertone-Johnson ほか, Arch Intern Med 2005)
  • 東京の18〜22歳の女性76人のうち38%が「貧血ではない鉄欠乏」で、疲れやすさ・怒り・緊張の訴えが多くなっていました。(Sawada ほか, Biol Trace Elem Res 2014)
  • 貧血ではなくフェリチンが50未満の女性の疲労は、12週間の鉄の補充で47.7%減りました(偽薬は28.8%・ランダム化試験)。(Vaucher ほか, CMAJ 2012)

正直に、お伝えしておきたいこと

婦人科の治療(ピル・漢方・抗うつ薬など)を中断するものではありません。子宮腺筋症・子宮内膜症などの病気の診断と治療は婦人科で行います。上の研究の多くは観察研究で、栄養素を摂ればPMSがなくなることを示したものではありません。

分子栄養療法は、すべての方に同じ結果が出る治療ではありません。当院で治療した方の経過は個別の記録で、同じ結果を約束するものではありません。

  • 結果には個人差があり、すべての方に同じ経過が出る治療ではありません。
  • 治療用サプリメントで起こりうること:まれに、IgG 食物アレルギー反応(食べ物に対する遅れて出る反応)が出ることがあります。
  • 鉄は、たんぱく質に包まれた形のヘム鉄を、血液検査で確かめたうえで医師が処方します。
  • 治療用サプリメントは医薬品ではありません。
  • ほかの医療機関で治療中の方は、その治療を中断するものではありません。お薬手帳をお持ちください。

担当医・監修

秦 俊昭 医師

秦 俊昭 医師|ハイジーア外来(分子栄養療法)担当

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医。防衛医科大学校卒業(1982年)、東京慈恵会医科大学大学院修了。防衛医科大学校病院・自衛隊中央病院などを経て、2013年より当院で分子栄養療法を行っています。

このページは 2026年10月15日 に、担当医が内容を確認しました。研究は PubMed の抄録で数字を確かめています。

よく聞かれること

婦人科に通院中でも受診できますか
できます。その治療と並行して、貯蔵鉄と栄養状態を検査で確かめます。薬の中止や変更は行いません。
「貧血ではない」と言われましたが
ヘモグロビンが正常でも、貯蔵鉄(フェリチン)が低いことがあります。当院ではフェリチンを含めて調べます。
保険は使えますか
使えません。自由診療です。原則として医療費控除の対象になります。
初日に何をしますか
カウンセリングと医師の診察、採血・採尿で60分以上です。
PMDDでも受診できますか?
できます。精神科・婦人科の治療と並行して、体の側の条件を確かめます。気分の落ち込みが強いときは、先に主治医にご相談ください。

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診療体制

院名プレシジョンクリニック東京 ハイジーア外来(分子栄養療法)
所在地〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目8-18 グランベル銀座ビル3階(有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩1分)
診療時間水曜〜土曜 10:00〜17:00 完全予約制 休診日 日・月・火・祝

初診のご予約

初診は予約制です。希望の日時をお知らせください。受付時間内にお電話で日時を確定します。

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第1希望(例:10月24日の午後)。第2希望もあればお書きください