要するに何が言いたいかというと、しつこいようだけど

「ほとんどの日本人には、

タン白質が全然足りていなあ~い!!

ということだ。本当ですよ。

そしてそれらが、慢性疲労や貧血、冷え性、むくみ、肌トラブル、心のトラブル、新陳代謝の低下、老化、肥満、そのほか様々な代謝異常や疾病の土台を作っているというのは、前に書いたとおりである。

しかも女性の場合、タン白質だけじゃなくて、鉄や亜鉛などのミネラルも欠乏している場合が多いし、ビタミンB群の欠乏も深刻だ。

その証拠に、というわけではないが、最近若い女性を見ていて「健康的だなあ」と思うことが少ない私なのだが、皆さんそう感じませんか?

まだ若いのに、肌が荒れていたり、くすんでいたり、ニキビがたくさんあったり、疲れていたり、むくんでいたり、冷えていたり、うつだったり。。。

特にこれから妊娠出産を控えた若い女性にそれらの栄養欠乏が多いことは、産婦人科医としての立場からみてもとっても由々しき問題だ。

妊娠中は胎児を育てるために自分の体をまかなう以上の栄養素が必要なのに、母体に必要なぶんの栄養素ですらまかなえていないというのが、残念ながら現実だからだ。

妊婦の栄養欠乏が、生まれてくる子供の様々な健康問題の原因を担っているとは、最近ようやく認識され始めたことだ(これについてはまたの機会に)。

ちょっと話がそれてしまったが、妊婦にとってもタン白質欠乏は大きな問題で、栄養と言う視点から見ても日本の将来にとても不安を抱いている私なのだ。

そして!それらの問題を解決するのに、一番手っ取り早くて、安価で、効果が高いのが、お肉を食べることなのだ。

つづく。
(なんだかダラダラ書いてしまってますが、結構書くの大変なんです~(> <)お許しを

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