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NEWS & BLOG | お肉を食べよう連載(4)

お肉を食べよう!~タン白質の重要性(4)~

(2026年10月 最新の研究を追記) HYGEIA通信

この記事でわかること

  1. 筆者は、ほとんどの日本人はタン白質が足りず、疲れや冷え、肌荒れなどの土台になっていると見ています。
  2. 若い女性は、タン白質に加えて鉄・亜鉛などのミネラルやビタミンB群も不足しがちだと書いています。
  3. 妊娠中は胎児の分も栄養が要るのに、母体の分すら足りていない現実を、産婦人科医として心配しています。
  4. これらを解決する近道として、安くて手っ取り早い「お肉を食べること」をすすめています。

要するに何が言いたいかというと、しつこいようだけど

「ほとんどの日本人には、

タン白質が全然足りていなあ~い!!」

ということだ。本当ですよ。

そしてそれらが、慢性疲労や貧血、冷え性、むくみ、肌トラブル、心のトラブル、新陳代謝の低下、老化、肥満、そのほか様々な代謝異常や疾病の土台を作っているというのは、前に書いたとおりである。

しかも女性の場合、タン白質だけじゃなくて、鉄や亜鉛などのミネラルも欠乏している場合が多いし、ビタミンB群の欠乏も深刻だ。

その証拠に、というわけではないが、最近若い女性を見ていて「健康的だなあ」と思うことが少ない私なのだが、皆さんそう感じませんか?

まだ若いのに、肌が荒れていたり、くすんでいたり、ニキビがたくさんあったり、疲れていたり、むくんでいたり、冷えていたり、うつだったり。。。

特にこれから妊娠出産を控えた若い女性にそれらの栄養欠乏が多いことは、産婦人科医としての立場からみてもとっても由々しき問題だ。

妊娠中は胎児を育てるために自分の体をまかなう以上の栄養素が必要なのに、母体に必要なぶんの栄養素ですらまかなえていないというのが、残念ながら現実だからだ。

妊婦の栄養欠乏が、生まれてくる子供の様々な健康問題の原因を担っているとは、最近ようやく認識され始めたことだ(これについてはまたの機会に)。

ちょっと話がそれてしまったが、妊婦にとってもタン白質欠乏は大きな問題で、栄養と言う視点から見ても日本の将来にとても不安を抱いている私なのだ。

そして!それらの問題を解決するのに、一番手っ取り早くて、安価で、効果が高いのが、お肉を食べることなのだ。

つづく。
(なんだかダラダラ書いてしまってますが、結構書くの大変なんです~(> <)お許しを

続く疲れ、検査で確かめてみませんか

血液・尿検査(60項目以上)で栄養状態を確かめ、不足を補う外来です。初日のカウンセリングは無料です。

原因のわからない不調について、くわしく見る

最新の研究でわかっていること(2026年10月 追記)

2006年の記事に追記

2026年時点でも、日本の妊婦さんの鉄不足や栄養不足は研究で確かめられています。ただし、妊娠中にタン白質だけを多く足す方法は勧められていません。

  • 日本の妊婦317人の調査では、妊娠後期に貧血が34.7%、貧血のない鉄欠乏が47.6%でした。エネルギーや微量栄養素の摂取も、日本の必要量の目安を下回っていました。出典:Habe ほか, Nutrients 2024/PubMed 38337702・DOI 10.3390/nu16030418
  • 妊娠中にエネルギーとタン白質をバランスよく補った試験では、死産のリスク比が0.60、在胎週数に比べ小さく生まれる児が0.79でした。一方、高タン白の補助食品では、小さく生まれる児が増えました(リスク比1.58)。出典:Ota ほか, Cochrane Database Syst Rev 2015/PubMed 26031211・DOI 10.1002/14651858.CD000032.pub3

PubMed の抄録で、数字と結論を確かめた論文だけを載せています(PMID・DOI つき)。上の本文は 2006 年に書かれたままです。

当院でできること

検査と治療
60項目以上の血液・尿検査で、貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミン・亜鉛・血糖の動きを確かめ、不足している栄養素(治療用サプリメント)と食事の見直しで体の側を整えます。約3か月ごとに再検査します。
費用(自由診療・税込)
初日の検査 16,500円/再検査 11,000〜16,500円/診察料 5,500円。治療中の月あたりの費用は処方で変わります(最初の3か月は月5〜10万円が目安)。くわしくは 治療費用。
治療を検討する前に知っておいていただきたいこと
自由診療で、保険診療の代わりになる治療ではありません。分子栄養療法は、すべての方に同じ結果が出る治療ではなく、記事の中の例は個別の経過で、同じ結果を約束するものではありません。治療用サプリメントで起こりうること:まれに、IgG 食物アレルギー反応(食べ物に対する遅れて出る反応)が出ることがあります。

執筆・監修:矢崎 智子 医師(2006年の本文)|杏林大学医学部卒業の産婦人科医。2005年にハイジーア外来を開設し、院長として分子整合栄養医学と東洋医学による診療を行った
2026年10月の追記(最新の研究)の監修:秦 俊昭 医師(日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・ハイジーア外来 担当)

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よく聞かれること

妊娠前から、食事で気をつけることはありますか?
鉄やタン白質、ビタミンB群などが不足していないか、血液検査で確かめておくと安心です。妊活中の方は妊活の下地づくりのページもご覧ください。
妊娠中にプロテインを飲んでもいいですか?
まず妊婦健診の担当医に相談してください。研究では、高タン白の補助食品だけを足すと、小さく生まれる児が増えたという報告があります。食事全体のバランスで補う方法が基本です。
費用はどのくらいかかりますか
自由診療です。初日の検査 16,500円(税込)。治療中の費用は処方の内容で変わります。治療費用 をご覧ください。

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