例1自律神経失調症改善例 1(初診時64歳・女性)動悸・不安の発作(救急搬送も原因不明)・血圧が不安定・手足の冷え・震え・気力がない・何をするのもおっくう・怒りっぽい本文を読む

自律神経失調症改善例 1

主訴

T.N.様 (64歳 女性 主婦)

動悸、不安、血圧が不安定、気力がない、何をするのもおっくう、怒りっぽい、疲れやすい、胃の調子が悪い、風邪を引きやすく治りにくい、下痢気味、手足の冷え、震え。動悸と不安の発作で救急車で運ばれ入院したが、原因不明。

初診時検査

・低蛋白血症
・鉄欠乏
・貧血
・ビタミンB欠乏
・低血糖
・カルシウム低値
・ピロリ菌の感染による萎縮性胃炎

治療

・ピロリ菌の除菌
・栄養療法による複合的な栄養素の補給

経過

4ヵ月後、自覚症状はほぼ解消した。血液データも貧血の改善をはじめ、栄養欠乏を示すデータは改善した。その数ヵ月後、顔面皮膚の違和感、動悸、不眠にて受診。栄養療法とともに、漢方薬の三物黄ゴン湯加減(サンモツオウゴントウカゲン)を処方、鍼灸にて改善した。

経過の補足(医師の記録)

動悸や不安の発作で複数の医療機関を受診し、検査で異常なしとされて精神安定剤を処方されていたが改善しなかった、という経過でした。当院の血液検査で栄養素の不足を認め、食事の見直しと治療用サプリメントを開始。その後、動悸・不安の発作は消失し、疲れやすさも軽減。皮膚の状態にも改善を認めました。

研究でわかっていること

  • 東京の18〜22歳の女性76人のうち38%が「貧血ではない鉄欠乏」で、疲れやすさ・怒り・緊張の訴えが多くなっていました。(Sawada ほか, Biol Trace Elem Res 2014)
  • 貧血ではなくフェリチンが50未満で疲れを訴える女性198人に鉄を12週間補うと、疲労は47.7%減りました(偽薬は28.8%)。(Vaucher ほか, CMAJ 2012)

PubMed に収載された論文の抄録から、数字と結論だけを載せています。

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よく聞かれること

「自律神経失調症」と診断され、薬を飲んでいます。受診できますか
できます。その治療と並行して、栄養状態と血糖の動きを検査で確かめます。薬の中止や変更は行いません。
救急や病院の検査では異常がありませんでした
一般の外来の血液検査では、鉄・たんぱく質・ビタミンB群・血糖の動きまで調べないことがあります。当院では60項目以上を調べます。
費用はどのくらいかかりますか
自由診療です。初日の検査 16,500円(税込)。治療中の費用は処方の内容で変わります。治療費用 をご覧ください。

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