自律神経失調症改善例 1

主訴

T.N.様 (64歳 女性 主婦)

動悸、不安、血圧が不安定、気力がない、何をするのもおっくう、怒りっぽい、疲れやすい、胃の調子が悪い、風邪を引きやすく治りにくい、下痢気味、手足の冷え、震え。動悸と不安の発作で救急車で運ばれ入院したが、原因不明。

初診時検査

・低蛋白血症
・鉄欠乏
・貧血
・ビタミンB欠乏
・低血糖
・カルシウム低値
・ピロリ菌の感染による萎縮性胃炎

治療

・ピロリ菌の除菌
・栄養療法による複合的な栄養素の補給

経過

4ヵ月後、自覚症状はほぼ解消した。血液データも貧血の改善をはじめ、栄養欠乏を示すデータは改善した。その数ヵ月後、顔面皮膚の違和感、動悸、不眠にて受診。栄養療法とともに、漢方薬の三物黄ゴン湯加減(サンモツオウゴントウカゲン)を処方、鍼灸にて改善した。

患者さまからの言葉

動悸や不安の発作などで何度も病院にかかっていました。どの病院でも、検査をしても特に問題はないと言われ、精神安定剤をもらっていましたが、良くなら ず、困っていました。血液検査で栄養素が足りないと言われた時は驚きましたが、今まで言われたことがなかったので、そのせいだったのかと納得がいきまし た。食事にも気をつけ治療用サプリメントを頑張って飲みました。だんだん元気が出てきて、動悸や不安になることもなくなり、疲れにくくなり、とても調子が 良いです。顔色も良くなって肌のハリも出てきて、若返ったと言われます。

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