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NEWS & BLOG | 時事エッセイ(母子手帳)

日本の母子手帳が紛争の地へ

(2026年10月 最新の研究を追記) HYGEIA通信

この記事でわかること

  1. 2006年、JICAの協力で日本の母子手帳がパレスチナに広まるというニュースを紹介しています。
  2. 紛争地域の母子保健の数字と比べ、日本の妊産婦死亡率や乳幼児死亡率は低いと書いています。
  3. 筆者は、妊婦健診や乳幼児健診の仕組みづくりは、どの国でも重要な課題だと述べています。
  4. 日本側の費用負担を知り、国内の周産期医療にも投資してほしいという感想で結んでいます。

某ソーシャルネットワーキングサイトのニュースに、

「紛争の地に日本の母子手帳=普及へ説明会―パレスチナ」

と言う記事が出ていたので、ふむふむ、と思いながらたどっていったところ、ここにたどり着きました。

母子保健が確立されていないところは世界中にたくさんあると思います。

特に中東のような紛争地域では、母子の健康を守るどころか、生きていくのに必死でしょう。

イスラエルの妊産婦死亡率は10万対100、乳幼児死亡率は1000対27(UNICEFの推計値)だそうです。

日本の妊産婦死亡率は2001年のデータで6.5、乳幼児死亡率は2002年で3.0です。

なんだかんだ言って日本は恵まれています。

母子保健を向上することはどの国でも重要課題です。

妊婦検診や乳幼児健診のシステムを作って、妊娠・出産・育児が安心してできるようになるのは素晴らしいことです。

JICAがこんなことやってるとは知らなかったので、JICA素晴らしい!日本人の活動素晴らしい!と思いました。

が、私がちょっとびっくりしたのは、日本側の費用負担が一億八千万円…。

素晴らしい、素晴らしいけど、崩壊寸前の日本国内の周産期医療にも、そのくらいの投資をしてくれないかなあ?と思ってしまった私でした。

財源が全然違うんでしょうけど。。

あなたのからだの「足りない」、検査で確かめてみませんか

血液・尿検査(60項目以上)で栄養状態を確かめ、不足を補う外来です。初日のカウンセリングは無料です。

分子栄養療法とはについて、くわしく見る

最新の研究でわかっていること(2026年10月 追記)

2006年の記事に追記

母子手帳はその後、パレスチナを含む多くの国で使われています。母子手帳のような家庭で持つ記録は、妊婦健診の利用や予防接種を増やすことが研究で示されています。

  • 14件の研究をまとめた系統的レビューでは、母子手帳などの家庭で持つ記録で、妊婦健診の利用や、子と母の予防接種が増えました。新生児の健康への明らかな効果は見られませんでした。出典:Magwood ほか, PLoS One 2019/PubMed 30601847・DOI 10.1371/journal.pone.0209278
  • パレスチナでは2008年に母子手帳の配布が始まりました。2026人の母親の調査では、手帳を持つ人のほうが、妊婦健診で検査や保健指導を受けた割合が高くなっていました。出典:Kitabayashi ほか, Matern Child Health J 2017/PubMed 29071667・DOI 10.1007/s10995-017-2332-x

PubMed の抄録で、数字と結論を確かめた論文だけを載せています(PMID・DOI つき)。上の本文は 2006 年に書かれたままです。

当院でできること

検査と治療
60項目以上の血液・尿検査で、貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミン・亜鉛・血糖の動きを確かめ、不足している栄養素(治療用サプリメント)と食事の見直しで体の側を整えます。約3か月ごとに再検査します。
費用(自由診療・税込)
初日の検査 16,500円/再検査 11,000〜16,500円/診察料 5,500円。治療中の月あたりの費用は処方で変わります(最初の3か月は月5〜10万円が目安)。くわしくは 治療費用。
治療を検討する前に知っておいていただきたいこと
自由診療で、保険診療の代わりになる治療ではありません。分子栄養療法は、すべての方に同じ結果が出る治療ではなく、記事の中の例は個別の経過で、同じ結果を約束するものではありません。治療用サプリメントで起こりうること:まれに、IgG 食物アレルギー反応(食べ物に対する遅れて出る反応)が出ることがあります。

執筆・監修:矢崎 智子 医師(2006年の本文)|杏林大学医学部卒業の産婦人科医。2005年にハイジーア外来を開設し、院長として分子整合栄養医学と東洋医学による診療を行った
2026年10月の追記(最新の研究)の監修:秦 俊昭 医師(日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・ハイジーア外来 担当)

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よく聞かれること

母子手帳には、どんな役割がありますか?
妊婦健診の結果や出産の記録、予防接種の履歴を一冊にまとめて持ち歩けます。医療機関が変わっても経過がわかり、健診や予防接種の受け忘れも防げます。
妊娠前の体づくりについて相談できますか?
妊活の下地づくりで、血液検査をもとに栄養状態を確かめています。産婦人科での診療と並行して行うものです。
費用はどのくらいかかりますか
自由診療です。初日の検査 16,500円(税込)。治療中の費用は処方の内容で変わります。治療費用 をご覧ください。

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