日本の母子手帳が紛争の地へ
某ソーシャルネットワーキングサイトのニュースに、
「紛争の地に日本の母子手帳=普及へ説明会―パレスチナ」
と言う記事が出ていたので、ふむふむ、と思いながらたどっていったところ、ここにたどり着きました。
母子保健が確立されていないところは世界中にたくさんあると思います。
特に中東のような紛争地域では、母子の健康を守るどころか、生きていくのに必死でしょう。
イスラエルの妊産婦死亡率は10万対100、乳幼児死亡率は1000対27(UNICEFの推計値)だそうです。
日本の妊産婦死亡率は2001年のデータで6.5、乳幼児死亡率は2002年で3.0です。
なんだかんだ言って日本は恵まれています。
母子保健を向上することはどの国でも重要課題です。
妊婦検診や乳幼児健診のシステムを作って、妊娠・出産・育児が安心してできるようになるのは素晴らしいことです。
JICAがこんなことやってるとは知らなかったので、JICA素晴らしい!日本人の活動素晴らしい!と思いました。
が、私がちょっとびっくりしたのは、日本側の費用負担が一億八千万円…。
素晴らしい、素晴らしいけど、崩壊寸前の日本国内の周産期医療にも、そのくらいの投資をしてくれないかなあ?と思ってしまった私でした。
財源が全然違うんでしょうけど。。