今NHKでやってました。

子どもの糖尿病(Ⅱ型)-2.7倍
子どもの高脂血症-10人に一人

(何年間で、というのはメモし忘れました、ごめんなさい)

先日、「スーパーサイズ・ミー」という映画(前々回ご紹介)の監督、モーガン・スパーロック氏が書いた、「食べるな、危険!」と言う本を買いました。

その本の表紙には、「これがアメリカの現在、日本の明日。」というキャッチコピーが。

あながち、誇張しすぎた表現でないかもしれません。

子どもの頃から、生活習慣病の傾向がある児を入院(!)させて、食育指導をしたところ、嫌いな野菜を食べるのがあまりにも嫌で、大粒の涙を流す子どもたち。

しかし、TVを見ていると、親御さんもかなりがんばって子どもたちにちゃんと食べさせようと努力はしているようなのです。

でも、子どもたちが「食べない」、と。

自分の好きなものしか食べなくなったのは、加工食品が増えて、子どもが美味しい!と言う人工的な味しか受け付けなくなってしまったことや、砂糖の中毒になっていることが考えられるでしょう。

親にも親の都合があるので、良くないとわかっていても、ついつい子どもの好きなものだけ与えてしまう。

これは、便利に流れてしまう人間の習性もあるでしょうし、何かしらお互いを傷つけないような甘え、そして具体的にどんな?と言われたら困るのですが、なにか大事なものが抜け落ちているような気がしました。

言うなれば、「厳しさ」とても言うような…。

私は親になったことはないので、子育てに関して偉そうなことは言えません。

でも、親だけの問題ではなくて、社会の仕組みそのもののような気がします。

豊か過ぎる社会の影響でしょうか?

最後に、「好き嫌いのない子どもたち」という紹介がありました。

小学校で、野菜を子どもたちが育て、それを給食で調理してもらうのです。

育てる過程や苦労を知ることで、好き嫌いがなくなる。

ああ、そうか、と思うと同時に、こういうことって大事だよな~~~!!っと思いました。

それと、この手の番組でいつも思うのが、「タン白質が多すぎる」「肉が多すぎる」と言う指摘。

なぜ「砂糖が悪い」と言わない?

なぜ「精製した炭水化物が悪い」と言わない?

子どもたちがタン白質を欲するのは、成長期なのだから当然です。

それよりも、「砂糖の害」を訴えるべきです。

NHKさんなのだから、広告をもらっていないのだから、正しいことを言って欲しいです。

株式会社HYGEIA