03-6452-6611 受付 水曜〜土曜 10:00〜17:00 完全予約制 休診日 日・月・火・祝

NEWS & BLOG | 風邪と栄養療法・漢方

風邪

(2026年10月 最新の研究を追記) HYGEIA通信

この記事でわかること

  1. 筆者は風邪に対して、栄養療法と漢方薬と鍼灸を組み合わせる「合わせ技」で対応していました。
  2. 体力の変化とともに、合う漢方薬が葛根湯から麻黄附子細辛湯、桂枝湯へと変わったと書いています。
  3. 予防にはビタミンC(1日1g以上)とオリーブ葉エキスを、風邪の時はB群とCの増量をすすめていました。
  4. 妊婦さんや授乳中の方には、体にやさしい鍼灸などの治療が向いていると筆者は述べています。

あなた、更新しなさすぎですから・・・!

はい、すみません。

久しぶりに風邪を引きました。

幸いに熱も出ず、大した風邪ではなかったのですが、風邪の引き方も状況(体質・年齢・栄養状態など)によって変わってくるので面白いです。

最近はかなり合わせ技で、栄養療法+漢方薬+鍼灸で、風邪には対応しています。(どんな病態に対してもそうなんですが)

特に30才過ぎてからというもの、体力の衰えとともに合う漢方薬が変わっていったのは我ながら面白かったです。

昔は葛根湯(カッコントウ)や桔梗湯(キキョウトウ)などがよく合ったのに、段々と麻黄附子細辛湯(マオウブシサイシントウ)が合うようになり、そのうちに桂枝湯(ケイシトウ)が合うようになっていきました。

桂枝湯というのは体力がとても弱い人向けの薬なので、これが合うようになった時は、相当ヤバいなあ~~と思いました。

風邪を引くと、変なところに汗をかくようになっていましたし(膝の下とか…(笑))。

しかし、栄養療法をはじめてからは、体力が向上して、風邪も引きにくくなりましたし、引いても治りが早くなりました。

免疫力が明らかに向上していると思います。

で、今ではまた葛根湯が合うようになりました。

風邪の時にどんな漢方薬が合うかと言うのは、体力のバロメーターとして見るのに面白いと思います。

栄養療法としては、風邪の予防にはビタミンC(1g以上/1日)、オリーブ葉エキスが効きます。

また、風邪を引いたときはビタミンB群の消耗なども激しいので、B群を増やし(B1レベルで100mg以上)、Cも増やします。

で、体質に合った漢方薬を飲んで、お灸をして、早く寝る。

これで大体一番つらい時期は1~2日くらいで切り抜けられます。

そして、意外と風邪に効くのが、鍼灸なのです。

妊婦さんや授乳婦さんには特に、体に優しいこういう治療が良いと思います。

あなたのからだの「足りない」、検査で確かめてみませんか

血液・尿検査(60項目以上)で栄養状態を確かめ、不足を補う外来です。初日のカウンセリングは無料です。

分子栄養療法とはについて、くわしく見る

最新の研究でわかっていること(2026年10月 追記)

2006年の記事に追記

ビタミンCを毎日とっても、一般の人の風邪の回数は減りませんでした。かかったときの期間はやや短くなります。葛根湯は、市販のかぜ薬と比べて悪化を防ぐ効果に差がありませんでした。

  • ビタミンCを毎日とっても、一般の人で風邪にかかる割合は変わりませんでした。一方、風邪の期間は成人で8%、子どもで14%短くなりました。出典:Hemilä ほか, Cochrane 2013/PubMed 23440782・DOI 10.1002/14651858.CD000980.pub4
  • かぜの引き始めの成人340人で、葛根湯と市販の総合かぜ薬を比べました。症状が悪化した人は22.6%と25.0%で、差はありませんでした。出典:Okabayashi ほか, Intern Med 2014/PubMed 24785885・DOI 10.2169/internalmedicine.53.1783
  • 高校生の運動選手の試験で、オリーブ葉エキスは上気道の病気にかかる回数を減らしませんでした。寝込んだ日数は28%少なくなりました。出典:Somerville ほか, Nutrients 2019/PubMed 30744092・DOI 10.3390/nu11020358

PubMed の抄録で、数字と結論を確かめた論文だけを載せています(PMID・DOI つき)。上の本文は 2006 年に書かれたままです。

当院でできること

検査と治療
60項目以上の血液・尿検査で、貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミン・亜鉛・血糖の動きを確かめ、不足している栄養素(治療用サプリメント)と食事の見直しで体の側を整えます。約3か月ごとに再検査します。
費用(自由診療・税込)
初日の検査 16,500円/再検査 11,000〜16,500円/診察料 5,500円。治療中の月あたりの費用は処方で変わります(最初の3か月は月5〜10万円が目安)。くわしくは 治療費用。
治療を検討する前に知っておいていただきたいこと
自由診療で、保険診療の代わりになる治療ではありません。分子栄養療法は、すべての方に同じ結果が出る治療ではなく、記事の中の例は個別の経過で、同じ結果を約束するものではありません。治療用サプリメントで起こりうること:まれに、IgG 食物アレルギー反応(食べ物に対する遅れて出る反応)が出ることがあります。

執筆・監修:矢崎 智子 医師(2006年の本文)|杏林大学医学部卒業の産婦人科医。2005年にハイジーア外来を開設し、院長として分子整合栄養医学と東洋医学による診療を行った
2026年10月の追記(最新の研究)の監修:秦 俊昭 医師(日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・ハイジーア外来 担当)

あわせて読みたい

よく聞かれること

ビタミンCで風邪は防げますか?
一般の人では、毎日とっても風邪の回数は減りませんでした。かかったときの期間が少し短くなるという結果はあります。
風邪に葛根湯は効きますか?
引き始めに飲んでも、市販のかぜ薬と比べて悪化を防ぐ効果に差はありませんでした。体質に合うかどうかは医師や薬剤師にご相談ください。
妊娠中に風邪をひいたらどうすればよいですか?
漢方薬やサプリメントも含め、自己判断で飲まずに、まず産科の医師に相談してください。
費用はどのくらいかかりますか
自由診療です。初日の検査 16,500円(税込)。治療中の費用は処方の内容で変わります。治療費用 をご覧ください。

初診のご予約

初診は予約制です。下のフォームで希望の日時をお知らせください。受付時間内にお電話で日時を確定します。
お電話でもご予約いただけます。

初診の予約を申し込む▼24時間受付/受付時間内にお電話で日時を確定します(送信だけでは予約は確定しません)

日時を確定するため、お電話でご連絡します

受診は任意

第1希望(例:10月24日の午後)。第2希望もあればお書きください