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NEWS & BLOG | テレビとタン白質(2006年)

最近の流れ?

(2026年10月 最新の研究を追記) HYGEIA通信

この記事でわかること

  1. テレビでタン白質や亜鉛の特集が続き、肉を食べる大切さが広まってきたと喜ぶ2006年の記事です。
  2. 筆者は、タン白質を効率よくとるには肉・魚・卵などの動物性の食品がよいと述べています。
  3. コレステロールを理由に肉や卵を控えさせる指導はナンセンスだ、と筆者は主張しています。
  4. 野菜も食べる必要はあるが、野菜だけを食べていても必要な栄養素はとれないと書かれています。

先日たまたま「お○いっきりテレビ」を見ていたら、「日本人はタン白質が足りていないので、動物性タン白質をしっかり摂りましょう!」という特集をやっていました。

おお、まともなことを言っているな、と思っていたら(偉そうですみません)、この前の「○る○る大辞典」では亜鉛の特集をやっていて、「亜鉛を摂るためにもっとも良い食材はお肉」ということで、しっかりお肉を食べましょう、ということを言っていました。

細かいことを言うと、「そうじゃなくてぇ~!!」とツッコミたくなることもありますが、ようやく、健康のためにはタン白質をしっかり摂った方がよい、ということが認識されてきたのかな、と、嬉しくなりました。

「健康な食事」=「野菜を食べていればよい」という誤解を解いて、もっと多くの人にタン白質をきちんと摂っていただきたい、そしてそのために最も効率が良いのは動物性タン白質(肉・魚・タマゴ)である、ということを、こういうテレビ番組でもっとしっかり言って欲しいなと思いました。

(*もちろん野菜は食べる必要がありますが、野菜だけを食べていても必要な栄養素をきちんと摂ることはできないのです)

私が口酸っぱくして言ったところで皆さん気にしなくても、みのさんや堺さんが言えばみなさん「そうなのね~」と思うのでしょうから。。(爆)

そして、多くの医師が「コレステロールが上がるから肉やタマゴを控えなさい!!」というナンセンスな指導をやめて、もっと正しい栄養の知識を持って、正しく患者様の健康指導をして欲しいと思います。

と言う私も日々勉強中なのですけどね。

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最新の研究でわかっていること(2026年10月 追記)

2006年の記事に追記

卵は、毎日ひとつまでなら心血管病と関連しないという大規模な解析があります。一方、食事のコレステロールが多いほど心血管病が多いという解析もあり、結論は分かれています。タン白質は、植物性の方が死亡リスクの低さと関連していました。

  • 米国の6つのコホートを統合した研究です。毎日の食事のコレステロールが300mg増えるごとに、心血管病のリスクは1.17倍でした。卵が半分増えるごとでは1.06倍でした。出典:Zhong ほか, JAMA 2019/PubMed 30874756・DOI 10.1001/jama.2019.1572
  • 米国の大規模なコホートと、それまでの研究をまとめた解析です。卵を毎日ひとつまで食べても、心血管病のリスクとの関連は見られませんでした。アジアのコホートでは、むしろリスクが低い傾向でした。出典:Drouin-Chartier ほか, BMJ 2020/PubMed 32132002・DOI 10.1136/bmj.m513
  • 動物性タン白質は心血管による死亡の増加と、植物性タン白質は総死亡の減少と関連していました。加工した赤身肉のタン白質のエネルギー3%分を植物性に置き換えると、死亡リスクは0.66倍でした。出典:Song ほか, JAMA Intern Med 2016/PubMed 27479196・DOI 10.1001/jamainternmed.2016.4182

PubMed の抄録で、数字と結論を確かめた論文だけを載せています(PMID・DOI つき)。上の本文は 2006 年に書かれたままです。

当院でできること

検査と治療
60項目以上の血液・尿検査で、貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミン・亜鉛・血糖の動きを確かめ、不足している栄養素(治療用サプリメント)と食事の見直しで体の側を整えます。約3か月ごとに再検査します。
費用(自由診療・税込)
初日の検査 16,500円/再検査 11,000〜16,500円/診察料 5,500円。治療中の月あたりの費用は処方で変わります(最初の3か月は月5〜10万円が目安)。くわしくは 治療費用。
治療を検討する前に知っておいていただきたいこと
自由診療で、保険診療の代わりになる治療ではありません。分子栄養療法は、すべての方に同じ結果が出る治療ではなく、記事の中の例は個別の経過で、同じ結果を約束するものではありません。治療用サプリメントで起こりうること:まれに、IgG 食物アレルギー反応(食べ物に対する遅れて出る反応)が出ることがあります。

執筆・監修:矢崎 智子 医師(2006年の本文)|杏林大学医学部卒業の産婦人科医。2005年にハイジーア外来を開設し、院長として分子整合栄養医学と東洋医学による診療を行った
2026年10月の追記(最新の研究)の監修:秦 俊昭 医師(日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・ハイジーア外来 担当)

あわせて読みたい

よく聞かれること

卵は、毎日いくつまで食べてよいですか?
健康な方では、ひとつ程度までなら心血管病と関連しないという解析があります。LDLコレステロールが高い方は、主治医の指示を優先してください。
タン白質は、肉からとるのがよいのですか?
肉・魚・卵は効率のよい供給源です。豆類など植物性のタン白質も組み合わせると、死亡リスクの低さとの関連が報告されています。
費用はどのくらいかかりますか
自由診療です。初日の検査 16,500円(税込)。治療中の費用は処方の内容で変わります。治療費用 をご覧ください。

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