診療内容
更年期障害と栄養(婦人科の治療と並行する栄養療法)
更年期の疲れ・不眠を相談する
更年期障害でお悩みの患者さまへ
この度はプレシジョンクリニック東京(旧 クリニック・ハイジーア)のホームページにお越しくださいましてありがとうございます。
当院には更年期障害でお悩みのこんな患者さまがいらっしゃいます。
- 一般的な婦人科の治療で、症状が治らない
- ホルモン剤などの薬を、使いたくない
- つらい症状があるのに、検査をしても原因がわからない
- 自分にとって何が適切な治療なのか知りたい
- 副作用が少なく、体に優しい治療を受けたい
ハイジーア外来では、60項目以上に及ぶ血液・尿検査を行い、生化学的な詳細な解析診断を行い、患者さまひとりひとりの病態の原因を追究し、もっとも適切な治療方法をアドバイスいたします。
患者さまに安心して更年期障害の治療をお受けいただき、本来の元気を取り戻して、イキイキと人生を過ごしていただけるよう、私たちはお手伝いいたします。
ほてりも、疲れも、眠れない夜も。年齢のせいだけ、と決めつけなくて大丈夫です。
更年期のほてり・発汗に最も効果のある治療はホルモン療法です(北米閉経学会 2022)。当院は、婦人科の治療と並行して、疲れやすさや不眠に鉄などの栄養の不足が重なっていないかを検査で確かめ、整える外来です。
更年期の疲れ・不眠を相談する
更年期障害について(従来の説明)
従来の説明文です。開いてお読みください。
説明を全部読む(約4,200字)
最初のご挨拶(上に掲載しています)をもう一度読む
更年期障害でお悩みの患者さまへ
この度はプレシジョンクリニック東京(旧 クリニック・ハイジーア)のホームページにお越しくださいましてありがとうございます。
当院には更年期障害でお悩みのこんな患者さまがいらっしゃいます。
- 一般的な婦人科の治療で、症状が治らない
- ホルモン剤などの薬を、使いたくない
- つらい症状があるのに、検査をしても原因がわからない
- 自分にとって何が適切な治療なのか知りたい
- 副作用が少なく、体に優しい治療を受けたい
ハイジーア外来では、60項目以上に及ぶ血液・尿検査を行い、生化学的な詳細な解析診断を行い、患者さまひとりひとりの病態の原因を追究し、もっとも適切な治療方法をアドバイスいたします。
患者さまに安心して更年期障害の治療をお受けいただき、本来の元気を取り戻して、イキイキと人生を過ごしていただけるよう、私たちはお手伝いいたします。
はじめに
更年期障害とは、閉経の前後10年の間に女性ホルモンの分泌低下に伴って引き起こされる自律神経失調症状態のことを云います。 誰でもいずれは閉経しますが、閉経する女性全員が更年期障害の症状を引き起こすとは限りません。
現代医療における更年期障害の治療には、人口的な女性ホルモンを投与する『女性ホルモン補充療法(HRT)』が一般的です。 が、HRTは更年期障害に対しては一定の成果は得られるものの、長期投与では女性ホルモン過剰により乳がんや子宮がんのリスクを上昇させることが証明されています。
このような『ホルモン分泌が低下したら、ホルモンを投与すればよい。』という考え方は、『対症療法』といって根本的な原因の解決にはなっていません。
※ 現代医学に多いこのような治療、すなわち、高血圧には降圧剤、高コレステロール血症にはコレステロール低下薬、糖尿病にはインスリン、アトピー性皮膚炎にはステロイドなどのように、病態の根本的な原因を改善することなく症状や数値を抑えることが目的の治療を、『対症療法』と云います。
それに対して、『原因からの治療』を追及する医学である『栄養療法』や『東洋医学』では、閉経によるホルモン分泌低下という同じ条件でも、更年期障害の症状に苦しむ人と、それほど症状が無くスッキリ過ごせる人と、個人差に大きな違いがある事に注目します。
さて、その原因は何でしょうか?
| 自律神経障害症状 | 熱感(顔面紅潮、のぼせ)、冷感(悪寒)、発汗、動悸(心悸亢進)、頻脈、徐脈、頭痛 (頭重)、知覚異常、睡眠障害、耳鳴、めまい |
|---|---|
| 精神障害症状 | 精神不安定(神経過敏)、憂うつ(抑うつ)、怒りっぽい(かんしゃく)、気力減退、記憶力 減退(もの忘れ) |
| 身体・代謝障害症状 | 皮膚・内分泌系症状:皮膚異常感(掻痒、蟻走感)、口内乾燥感(口渇感)、流涎 運動器官系症状:肩こり、腰痛、関節痛、筋肉痛 泌尿器・性器系症状:頻尿、排尿通、残尿感、性交障害、外陰掻痒・帯下感 消化器系症状:食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、下痢、腹痛 そのほかの症状:疲労感、その他 |
金原出版株式会社「産婦人科学書」より
実は、更年期障害の症状を訴える患者さまのほとんどに、重篤な『潜在性鉄欠乏性貧血』がみつかります。
1自律神経障害症状と2精神障害症状は、更年期障害の症状であると同時に、『鉄欠乏性貧血』の症状でもあります。なかには幻覚や幻聴を訴えるほどの、2の精神症状が強く出る方もいらっしゃりますが、『鉄欠乏』の症状であるのに、精神疾患(うつ病やパニック障害、統合失調症など)と診断されて抗うつ剤や向精神薬などの投与を受け、さらに悪化するケースも、残念ながらあります。
更年期障害の治療において、潜在性鉄欠乏性貧血の治療は、まず第一に優先すべき課題と言えます。
※ 貧血の症状があるのに、検査をしても異常が無いといわれた。というケースが、多くあります。当クリニックでは、ヘモグロビンやヘマクリットなどの一般的な検査に加えて、貯蔵鉄の検査も行いますので潜在性鉄欠乏性貧血の有無が分かります。
つまり、更年期障害は、『潜在性鉄欠乏性貧血』などの病態が起きているところに、閉経によるホルモン分泌低下という身体的なストレスが追い討ちをかけ、体が耐えられなくなり悲鳴を上状態と云えるのです。更年期障害とは、身体が発している「警告のシグナル」なのです。
更年期障害という「警告のシグナル」に、耳を傾けてみてください。そこには、必ず原因があり、原因が見つかれば解決策が見つかります。 適切な治療を行うことで、閉経後の40年と謂われる人生のさまざまな病気のリスクを低下させ、快適に過ごすことができるのです。
※ 鉄の過剰症について-鉄は過剰症の心配があるので、自己判断で鉄剤の補給を無闇に摂取することはお勧めできません。医師の診断のもとに血液検査を行った上で、ヘム鉄(有機でくるまれた安全で吸収力の高い鉄)の形で摂取するべきです。また、プルーンやプルーン加工食品などの植物性の鉄は、硬い食物繊維にくるまれた形で存在しているので、人間の体は吸収できませんので、治療には役立ちません。
統合医療の3つの特徴
当院での統合医療の特徴は3つあります。
※ 健康保険を使った一般的な医療の範囲内では、保険点数の問題で検査項目が十数項目程度に限定されてしまい、十分な検査を行うことができないため、病態を引き起こす体内環境、つまり原因を充分に把握することができません。
サプリメントと薬剤の違い――天然の複合的な栄養素であるサプリメントは、体内で必要に応じて代謝されるため、薬物治療に対して安全です。熟練した医師の管理下で行う場合、ほとんど副作用はありません。それに対し薬剤は、人体には存在しない化学合成された単一成分であるため、うまくいけば短時間に症状をとれるなどの利点はあるものの、根本的でなく、副作用があります。
※ 漢方薬にも劇薬に分類される処方の難しい薬があります。
※ アメリカでは1年間に10万人以上が薬の副作用で亡くなっていると言われています。
通常の病態改善のためにかかる治療期間は3ヶ月~半年ですが、妊娠中は妊娠・授乳期間を通して栄養補給を行うのがベストです。
※ 治療効果には、個人差があります。
※ 病態が進行した場合、長期の治療期間が必要になる場合があります。
ハイジーア外来の更年期障害の3つの特徴
-
原因究明
60項目以上の詳細な生化学検査と、必要に応じて特殊な検査を実施し、更年期障害の原因を究明し、原因から治療。
-
体に負担の少ない
天然の複合的な栄養素は、体内で必要に応じて代謝されるため、薬物治療に対して安全。
-
ストレスフリー
医療行為は3ヶ月ごとの採血や必要に応じて点滴治療のみ。頻繁な通院の必要もなくストレスフリー。
以前の案内「料金と診療の流れ」を読む(費用と流れは上の新しい案内が現在のものです)
料金と診療の流れ
1初日
- 専門のカウンセラーによるカウンセリング+医師の診察(無料/60分~)
統合医療についての説明と、患者さまの現在までの状態を詳しく聞き取りし、その後医師が検査内容について判断します。初日の医師の診察は、検査内容の判断のみとなります。
60項目以上の詳細な生化学検査と、必要に応じて追加検査を実施し、機能性疾患の原因を特定します。
- 初日検査(血液・尿 60項目以上)→16,500円(税込)
※必要に応じて、医師が追加検査を行う場合があります。
21週間後
医師が生化学検査および追加検査のデータに基づく診察を行い、治療方針を決定します。
- 診察料→5,500円(税込)/20分
症状の改善の目安は3~6ヶ月ですが、個人差があります。治療期間は、年単位になります。
3か月から6か月間の治療期間中は、治療費は、最初の3か月は月5〜10万円が目安です。
全ての治療内容が、原則では医療費控除の対象となります。
栄養療法に加え、キレーション治療や腸内環境の改善、抗酸化治療などの治療が必要な場合もあります。
管理栄養士による個別の食事指導のサポートプログラムがございます。
3約3~4ヶ月後
治療が1クール(約3ヶ月間)終了した後、再検査を行います。
- 再検査→11,000〜16,500円(税込)
- 診察料→5,500円(税込)/20分
治療期間の目安は、約3ヶ月から6ヶ月です。
ハイジーア外来の治療用サプリメント
ハイジーア外来で使用するサプリメントは、製薬工場に課せられる厳しい「GMP基準」を満たした工場で製造された、ドクターユースオンリーの高純度・高濃度の治療用サプリメントです。
治療用サプリメントは、60項目以上の詳細な血液・尿検査のデータに基づき、栄養療法を熟知したドクターによって栄養素の種類と量が決定され、処方されます。
1粒あたりの含有量が多く、医師の処方なしには購入できません。
一般的に市販されているサプリメントとは質や含有量が全く異なります。
※ 栄養療法は日本では保険が認められていないため、自由診療となります。
最後に
21世紀は女性の時代と言われます。閉経後の数十年をどのように過ごせるかは、健康であるか否かにかかっている、と言っても過言ではないでしょう。 現在お持ちになっているつらい症状の原因を的確に知ることが、適切な治療を受け、健康を取り戻すための第一歩です。
ハイジーア外来では、皆様が安心して適切な治療をお受けいただけるよう、サポートしてまいります。
当院の治療方針や治療期間などについて、詳しくご説明させていただきます。
無料カウンセリング予約/AM10:00~PM6:00
03-6452-6611
完全予約制(月・水・日・祝祭日休診)
もう少し、くわしく知りたい方へ
気になるところだけ、開いてお読みください。検査の数字や研究も、ここにまとめています。
更年期障害って、なに?
更年期障害とは?
閉経の前後約10年に、女性ホルモンの減少をきっかけに、ほてり・発汗・動悸・不眠・気分の落ち込みなどが出て、生活に支障が出る状態です。
更年期障害は、閉経の前後約10年(更年期)に、女性ホルモンの減少をきっかけに、ほてり・発汗・動悸・不眠・気分の落ち込みなどが出て、生活に支障が出る状態です。
北米閉経学会の2022年の見解では、ほてりなどへの最も効果のある治療はホルモン療法で、60歳未満または閉経から10年以内で禁忌がなければ、利益がリスクを上回るとされています。リスクは種類・量・期間・始める時期で変わります(北米閉経学会(NAMS), Menopause 2022)。
当院はホルモン療法の代わりではなく、婦人科の治療と並行して、潜在的な鉄不足・たんぱく質・ビタミンなどを確かめて整える外来です。貧血ではないのに貯蔵鉄が低い女性の疲労は、鉄の補充で減ることが示されています(Vaucher ほか, CMAJ 2012)。
いちばん効く治療は、どれ?
更年期障害にいちばん効く治療は?
ほてり・発汗には、ホルモン療法が最も効果のある治療です。60歳未満または閉経から10年以内なら、利益がリスクを上回るとされています(北米閉経学会 2022)。
(北米閉経学会(NAMS), Menopause 2022) ホルモン療法が使えない・使いたくない方には、ほかの薬や生活の見直しがあります。婦人科でご相談ください。
疲れやすさと、鉄のこと
更年期の疲れやすさと鉄不足は関係しますか?
関係することがあります。月経のある女性では、貧血ではなくても貯蔵鉄(フェリチン)が低いと疲れやすく、鉄を12週間補うと疲労が47.7%減ったランダム化試験があります。
(Vaucher ほか, CMAJ 2012) 更年期の症状と思っていた疲れに、鉄の不足が重なっていることがあります。当院では貯蔵鉄を含む60項目以上の検査で確かめます。
幻聴が、聞こえることも
更年期に幻聴が出ることはありますか?
幻聴は、更年期障害のふつうの症状には含まれません。ほかの病気が隠れていることがあるため、まず精神科・心療内科を受診してください。
なにを、調べるの?
当院では何を調べますか?
血液・尿検査(60項目以上)で、貯蔵鉄(フェリチン)・たんぱく質・ビタミン・亜鉛・血糖の動きを調べます。貯蔵鉄(フェリチン)は、一般の健康診断の項目には入っていません。
貯蔵鉄(フェリチン)・たんぱく質(総たんぱく・アルブミンなど)・ビタミンB群・亜鉛・血糖の動きなど、60項目以上を血液と尿で調べます。必要に応じて追加の検査を行います(追加検査の有無は、医師が判断します)。結果は約1週間後に、医師が数値を示しながら説明します。
どんな治療? ふつうの病院と、どうちがうの?
治療は何をしますか?標準治療との違いは?
一人ひとりの検査値にもとづいて、不足している栄養素(治療用サプリメント)を医師がオーダーメイドで処方し、管理栄養士が食事を一緒に考えます。標準治療の代わりではなく、並行して受ける治療です。
| 標準的な治療 | 当院の分子栄養療法 | |
|---|---|---|
| 役割 | ほてり・発汗などの症状を和らげる(治療の中心) | 疲れ・不眠などに重なる栄養の不足を整える |
| 内容 | ホルモン療法・漢方薬・そのほかの薬 | 血液・尿検査(60項目以上)→ 不足している栄養素のオーダーメイド処方と食事指導 |
| 受ける場所 | 婦人科(更年期外来) | 当院(銀座) |
| 保険 | 保険診療 | 自由診療 |
| 一緒に受けられるか | — | 並行して受けられます。薬の中止・変更は行いません |
当院の改善例:更年期障害の改善例(医師の記録・個人差があります)
同じ検査を受けてみたい方へ
費用のこと
自由診療です。初日は検査 16,500円(税込)。その後は約3か月ごとの再検査 11,000〜16,500円と診察料 5,500円、治療用サプリメントの費用がかかります。
| 初日 | 検査(血液・尿 60項目以上)16,500円。カウンセリングと医師の診察を含みます(初日のカウンセリングは無料) |
|---|---|
| 約1週間後 | 診察料 5,500円(20分)。結果の説明と処方 |
| 治療中 | 治療用サプリメント:処方の内容で変わります(最初の3か月は月5〜10万円が目安) |
| 約3か月ごと | 再検査 11,000〜16,500円+診察料 5,500円(20分) |
| 保険 | 自由診療(保険適用外)。原則として医療費控除の対象です |
はじめての日は、こんな流れです
初日にカウンセリング・診察・採血と採尿(60分〜)、約1週間後に結果の説明と処方、その後は約3か月ごとに再検査です。完全予約制です。
- 初日(60分〜)カウンセリング・医師の診察・採血と採尿
- 約1週間後結果の説明と処方(治療用サプリメント)、管理栄養士の食事指導
- 約3か月ごと再検査で数値を確かめ、処方を見直します
こんな方に合っています/先に別の科へ、という方
この外来が合う方・合わない方
合う方
- 婦人科の治療を受けても、疲れやすさ・不眠が残る
- ホルモン療法と並行して、栄養の面も整えたい
- 「貧血ではない」と言われたが疲れやすい
先にほかの医療機関へ
- ほてり・発汗の治療をまだ受けていない(先に婦人科へ)
- 幻聴・強い気分の落ち込みがある(精神科・心療内科へ)
- 不正出血がある(すぐに婦人科へ)
研究で、わかってきていること
研究でわかっていること
PubMed に収載された論文の抄録から、数字と結論だけを載せています。観察研究は因果を示したものではありません。
- ホルモン療法は、ほてり・発汗と閉経後の泌尿生殖器の症状に最も効果のある治療で、骨量の減少と骨折も防ぎます。60歳未満または閉経から10年以内なら利益がリスクを上回ります(北米閉経学会 2022)。(北米閉経学会(NAMS), Menopause 2022)
- 貧血ではなくフェリチンが50未満の女性の疲労は、12週間の鉄の補充で47.7%減りました(偽薬は28.8%)。(Vaucher ほか, CMAJ 2012)
正直に、お伝えしておきたいこと
当院の分子栄養療法は、標準的な治療の代わりではありません。すべての方に同じ結果が出る治療ではなく、自由診療です。
更年期の症状への最も効果のある治療はホルモン療法です。当院の分子栄養療法はその代わりではなく、婦人科の治療を中断するものではありません。旧本文の「ホルモン療法は対症療法」という記載は、北米閉経学会の見解と合わないため扱いを確認中です。
自由診療で、保険診療の代わりになる治療ではありません。分子栄養療法は、すべての方に同じ結果が出る治療ではなく、記事の中の例は個別の経過で、同じ結果を約束するものではありません。治療用サプリメントで起こりうること:まれに、IgG 食物アレルギー反応(食べ物に対する遅れて出る反応)が出ることがあります。治療用サプリメントは医薬品ではありません。
担当医・監修
このページは 2026年10月15日 に、担当医が内容を確認しました。研究は PubMed の抄録で数字を確かめています。
よく聞かれること
不妊治療中でも受診できますか
妊娠中・授乳中でも受けられますか
費用はどのくらいかかりますか
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