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診療内容

妊活の下地づくり(不妊・体外受精の前の体質改善)

監修:秦 俊昭 医師(日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・ハイジーア外来担当)|最終更新:2026年10月15日|根拠:論文 6 本・当院の改善例 4 例

不妊治療でお悩みの患者さまへ

この度はプレシジョンクリニック東京(旧 クリニック・ハイジーア)のホームページにお越しくださいましてありがとうございます。

当院には、このような不妊治療をご希望の患者さまがいらっしゃいます。

  • 体外受精で採卵しても、質の良い卵子が採れない。
  • 高齢(35歳~)なので、妊娠に向けて身体作りをしたい。
  • 卵巣機能を上げ、質の良い元気な卵子を育てたい。
  • 不妊検査を受けても特に原因がなく、「加齢」と診断された。
  • 体外受精を、できる限り少ない回数で成功させたい。
  • 健康でIQ(知能)やEQ(情緒)の高い、元気な赤ちゃんのため、積極的な体質改善をしたい。
  • 排卵誘発剤などを使わずに、自然な方法で妊娠したい。
  • 妊娠中毒症など妊娠中のトラブルや、流産の予防をしたい。
  • (男性不妊)精子の数や運動率の低下、精子の奇形が多い。
  • 妊娠を妨げる機能性不妊のさまざまな原因
  • 女性不妊の典型は、たん白欠乏と鉄欠乏
  • 母体の栄養欠乏と、胎児の先天奇形・発育不良との関係
  • ビタミンB群と赤ちゃんの、知能発達(IQ)・情緒(EQ)との関係
  • 治療費用
  • 改善例はこちら
  • 診療の流れ

妊活エクソソームの詳細は、こちらをクリック

不妊治療でお悩みの患者さまへ

不妊治療と云えば、まずは月経周期に合わせてタイミング法に始まり→人工授精→体外受精へとステップアップしていくのは、みなさんご存知ですね。

最近では女性の社会進出による女性の晩婚化で、35歳以上で妊娠を希望する女性が多く、ステップアップを省いて体外受精など高度生殖医療を早々にはじめるケースも少なくありません。

体外受精とは、その言葉のとおり、体の外で卵子と精子を物理的に近づけ受精を助け、人工的な環境下で2~5日間成長した「胚(=受精卵)」を子宮に戻して、妊娠を期待する治療法です。

ですから卵管が機能していない(卵管閉塞など)、また精子に異常があるなど、「受精」が自然では難しい場合では、体外受精による治療が不可欠なのは言うまでもありません。

しかし妊娠に至るには排卵→受精→分割→着床といった4つのステップの全てが不可欠であり、体外受精はその「受精」の部分のみを手助けする治療です。

たとえ体外受精をおこなっても、そもそも卵子と精子に生命力がなければ、受精卵の成長は止まり妊娠には至りません。

体外受精が、卵子の質の改善や受精卵の成長そのものを助けてくれる治療ではないのです。

まるで体外受精さえすれば老化卵子が若返り、卵巣機能が改善し、どんなに高齢でも妊娠できるといったイメージがあるようですが、それは大きな誤解です。

まず、お伝えしたいこと

赤ちゃんを迎えるからだづくりは、卵子が育つ3か月前から、静かに始められます。

当院は、妊活・体外受精・顕微授精の確度を高めるために、体の内側から体質を整える外来です。卵子が育つ約3か月の間に、貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミンD・亜鉛を検査で確かめて整えます。体外受精そのものは行わず、不妊治療クリニックをご紹介します。

4.6→32.94例のフェリチン中央値(ng/mL)
60項目以上血液・尿検査
約3か月ごと再検査で数字を確かめる

不妊治療について、くわしく

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不妊治療でお悩みの患者さまへ

この度はプレシジョンクリニック東京(旧 クリニック・ハイジーア)のホームページにお越しくださいましてありがとうございます。

当院には、このような不妊治療をご希望の患者さまがいらっしゃいます。

  • 体外受精で採卵しても、質の良い卵子が採れない。
  • 高齢(35歳~)なので、妊娠に向けて身体作りをしたい。
  • 卵巣機能を上げ、質の良い元気な卵子を育てたい。
  • 不妊検査を受けても特に原因がなく、「加齢」と診断された。
  • 体外受精を、できる限り少ない回数で成功させたい。
  • 健康でIQ(知能)やEQ(情緒)の高い、元気な赤ちゃんのため、積極的な体質改善をしたい。
  • 排卵誘発剤などを使わずに、自然な方法で妊娠したい。
  • 妊娠中毒症など妊娠中のトラブルや、流産の予防をしたい。
  • (男性不妊)精子の数や運動率の低下、精子の奇形が多い。

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不妊治療と云えば、まずは月経周期に合わせてタイミング法に始まり→人工授精→体外受精へとステップアップしていくのは、みなさんご存知ですね。
最近では女性の社会進出による女性の晩婚化で、35歳以上で妊娠を希望する女性が多く、ステップアップを省いて体外受精など高度生殖医療を早々にはじめるケースも少なくありません。

体外受精とは、その言葉のとおり、体の外で卵子と精子を物理的に近づけ受精を助け、人工的な環境下で2~5日間成長した「胚(=受精卵)」を子宮に戻して、妊娠を期待する治療法です。
ですから卵管が機能していない(卵管閉塞など)、また精子に異常があるなど、「受精」が自然では難しい場合では、体外受精による治療が不可欠なのは言うまでもありません。
しかし妊娠に至るには排卵→受精→分割→着床といった4つのステップの全てが不可欠であり、体外受精はその「受精」の部分のみを手助けする治療です。
たとえ体外受精をおこなっても、そもそも卵子と精子に生命力がなければ、受精卵の成長は止まり妊娠には至りません。
体外受精が、卵子の質の改善や受精卵の成長そのものを助けてくれる治療ではないのです。
まるで体外受精さえすれば老化卵子が若返り、卵巣機能が改善し、どんなに高齢でも妊娠できるといったイメージがあるようですが、それは大きな誤解です。

不妊治療でお悩みの患者さまへ

これから体外受精にステップアップを検討している方。 体外受精をおこなってもなかなか妊娠まで至らない方。 時間が許す限り、自然に妊娠を希望される方。 どのような方法を選択するにしても、妊娠に至るには、卵子と精子の質を上げる治療=妊娠に適した体内環境を整備することがもっとも大切だとハイジーア外来では考えています。

妊娠を希望する女性の年齢が高くなれば高くなるほど、まずは妊娠しやすい体内環境へ、そして胎児が健やかに育ちやすい胎内環境へと、妊娠前の体の土台作りがもっとも大切です。

イギリスの環境疫学専門のデビッド・バーカー博士は、妊娠中の母体の栄養状態が産まれてくる赤ちゃんの将来の健康状態や寿命までも左右すると報告しました。
最近の遺伝子研究では、妊娠直前から初期の母体の栄養状態が胎児の将来を決定するとも指摘され、エピジェネティクス理論が非常に注目されています。
たとえば母体の栄養状態が悪いと、腎臓のネフロンの数が最大で3分の一と小さかったり、すい臓内のβ細胞の数が少なく糖尿病に罹患しやすい、また癌や心疾患など成人病にもなりやすいなど胎児の将来に大きく悪影響をきたすことが分かっています。
また母体の栄養状態が悪いと卵子の減りも早く、閉経が早くなってしまいます。

詳しくは、こちら

アメリカの婦人科医チェラスキンらは、妊娠中の栄養状態(=母体の健康状態)が、赤ちゃんの知能発達(IQ)や情緒(EQ)を左右すると報告しています。

詳しくは、こちら

ハイジーア外来の不妊治療は、体内環境を整えることで妊娠体質へと導き、卵巣機能を向上させ、老化卵子や精子の質を積極的に改善する「機能性不妊」の治療を専門におこなっています。 タイミング法、人工授精、体外受精などの不妊治療は、おこなっていません。

排卵誘発剤の影響で、卵巣機能が低下=FSHが上昇して不妊治療ができない。
高齢でも妊娠しやすい体つくりをしたい。
採卵しても、質の良い卵子が採れない。 受精させても分割が止まり、胚盤胞までいかない。
胚を戻しても、着床しない。
着床しても、流産を繰り返す。

ハイジーア外来では、60項目以上に及ぶ詳細な生化学検査を実施し栄養学的な解析をおこない、不妊の機能の原因を究明します。

年齢に応じて有機酸検査(ミトコンドリアが十分に機能しているか、メチレーションが低下していないか等を調べる尿検査)や有害ミネラルや化学物質の蓄積検査(有害物質はミトコンドリアでのエネルギー産生を妨げ生殖機能を低下させる)、活性酸素ダメージ検査(体内の酸化≒老化)、場合によっては遺伝子検査などを実施して、卵子や精子の質を低下させる原因や母体の老化を早める原因を究明します。
そして患者さまひとりひとりの妊娠を妨げる要因を取り除き、栄養療法を中心とした副作用の心配のない体に負担の少ない治療でより積極的に妊娠体質へと導きます。

妊娠を妨げる機能性不妊のさまざまな原因

生物学的には、40代よりも20代のほうが妊娠しやすく卵子の質も良いことは、言うまでもありません。
妊娠を妨げるもっとも大きな機能の問題は、言うまでもなく「加齢(=老化)」による卵子の質の低下です。

 年齢でことなる不妊治療の出生率

年齢でことなる不妊治療の出生率
出典:アメリカ疾病予防管理センター(CDC)Webサイトより一部改変

卵子が由来する細胞は母親が母体内の胎児のときには既に卵巣内に準備されているため、母親の年齢が40歳なら卵子も40歳と、同じように歳をとり老化していくと考えてください。
卵巣年齢や卵子の年齢は、「実年齢プラス1歳」とも云われます。
つまり妊娠を希望する女性の体全体のエイジングケア治療が、卵巣機能を上げ、老化卵子の質を改善する治療でもあるのです。

年齢でことなる不妊治療の出生率
出典:アメリカ疾病予防管理センター(CDC)Webサイトより一部改変

では、老化とは具体的には何でしょうか?

老化は、単純に「加齢」だけではありません。
誰もが、同じスピードで老化をする訳ではないのです。
(遺伝的な背景なども関与しますが、)40代前半で閉経を迎える女性もいれば、50代半ばまで月経がある女性もいますから、実際には体内年齢は10歳以上もの開きがあることになります。
老化には非常に個人差が大きいことを知ってください。

その違いは、ミトコンドリアです。
私たちの細胞の60兆個の中には、「ミトコンドリア」と呼ばれるエネルギーを作り出す器官があります。
およそ体重の1割がミトコンドリアですから、大きな臓器?とも云えるかもしれません。
そして生殖細胞である卵子は特殊な細胞で、体細胞と比較して、ミトコンドリアの数(量)が非常に多いことは、皆さんもご存知ですね。
肝臓や心臓などの体細胞内のミトコンドリアの数(量)はおよそ300~500程度ですが、なんと!生殖細胞の卵子は10万個ものミトコンドリアを備えています。
通常、私たちの細胞は毛細血管から常に栄養されていますが、たとえば心筋梗塞や脳梗塞などで血管がつまり血流が途絶えると酸素と栄養の供給が断たれますから、その先の細胞は数分ともたずに死んでしまいます。
しかし卵子は、卵巣から排卵された後、子宮内膜で着床するまでの4~6日間と、受精後4~6日の間、血管から一切栄養を受けることができません。
その上、卵管で精子と受精した後は、分割=細胞分裂を繰り返しながら内膜まで到達しなくてはなりません。
細胞が分裂するためには、大きなエネルギーが必要です。
受精卵は着床まで、いってみれば飲まず食わずで細胞分裂(=分割)を活発に繰り返しながら(いわば)泳ぎ続けなければなりませんから、想像を超える膨大なエネルギーが必要であり、それに見合ったミトコンドリア量が必要であることが分かります。

その大切なミトコンドリアの機能が低下し、そしてミトコンドリアの数が減少するのは、なにが原因でしょうか?

ミトコンドリアの質と数(量)を低下させる原因≒老化させる原因は、複合的です。

  • 現代型栄養失調
  • 有害ミネラルや化学物質の蓄積
  • 体内の炎症
  • 遺伝子の多型やSNIPsの問題
  • 免疫異常
  • グリケーション(=糖化)など

妊娠・出産は、いかにも自然で何気ないことのようでありながら、実は無数のハードルを乗り越えたアカツキに、奇跡のように起きる出来事の連続です。
上記の複合的な要因が、ハッキリとは目立ちませんがコッソリとそれらのハードルを高くして、妊娠しにくい体内環境の一端を担っています。

まず、一つ目は現代型栄養失調です。
朝は菓子パン、昼はコンビニのサンドイッチ、スナック菓子がお酒のおつまみ…というような食生活で体外受精を幾度となく繰り返している方が実際に少なくありませんが、これでは本末転倒です。 卵子は血管から常に栄養されており、その栄養は私たちが口にした食べ物、そのものです。
毎日の間違った食生活で栄養が悪ければ、老化は早まり、卵巣機能を低下させ卵子の質は悪くなります。
実際に、栄養状態が悪いと卵子の減りも早く、閉経が早くなることが知られています。
現代型栄養失調とは、昔のそれとは違い、炭水化物や質の悪い油でカロリーは十分、というよりはむしろ過剰な場合が多いですが、大切なたん白質やビタミン、ミネラルが著しく欠損している状態です。
たとえ「私は、食生活はバランスよく毎日食べてます!」とおっしゃる方でも、例えば下記のように野菜の栄養価は1950年と比較すると5分の1にまで低下しています。

 栄養価の低下 化学肥料や農薬、ハウス栽培などによりほとんどの野菜の栄養素が60年位前の50%以下に減少

このようにカロリーだけは十分ですが、ビタミンやミネラルの補給は十分とは言えず、現代人の食生活はけっして良いわけではありません。

ミトコンドリアは細胞内に蓄積された糖や脂質、たん白質を分解して、エネルギーを産み出すエネルギー工場です。
下記の図をご覧ください。

ミトコンドリア内のTCAサイクルと電子伝達系の図

ミトコンドリアが十分に機能しエネルギーを作るには、このように様々なビタミンやミネラルが協調して働いています。
細胞質内からミトコンドリアへのピルビン酸や脂肪酸の進入を助けるα-リポ酸やL‐カルニチン、TCAサイクルを回すにはビタミンB群、鉄、亜鉛、マグネシウムなど、電子伝達系ではコエンザイムQ10などが必要です。
どれか一つが欠けても、エネルギーを作ることができません。
そして十分なたん白質がないと、卵子一つあたり10万もの膨大なミトコンドリア量を維持することはできません。
年齢に関係なく妊娠に至るには、年相応に健康であればよい。という訳にはいきません。
40代よりも30代、30代よりも20代のほうが、より妊娠しやすいわけですから、限りなくミトコンドリアの量を10万に近づけていきたい訳です。
そのためには、卵細胞内のさまざまな栄養素の分子レベルを最大にする必要があります。
また、ミトコンドリアが細胞内の糖質や脂質からエネルギーを作るときには必ず酸素が必要ですから、副産物として活性酸素を産生します。
そのためビタミンCやビタミンE、カロテン類などの抗酸化ビタミンの十分な補給も大切です。
本来、体には活性酸素と闘う抗酸化物質を作る能力が備わっていますが、この機能が加齢とともに衰えてしまいます。
抗酸化力が低下すると活性酸素の除去が不十分になり、その結果ミトコンドリアは十分なエネルギーを作れなくなりますから、卵子の成熟や受精、分割などに悪影響をきたします。
積極的な卵質の改善には、まずは正しい食生活を実践することが基本であり、その上で治療レベルの至適量の栄養素の補給が必要になります。

二つ目の問題は、有害ミネラルや化学物質の蓄積です。
ヒトは、一生でおよそ30~40トンもの食べ物を食べるそうです。
その食べ物と一緒に、水銀や鉛、カドミウムやヒ素などの有害ミネラル、農薬、遺伝子組み換え食品(GMO)、添加物、トランス脂肪酸、薬剤、ダイオキシンなど環境汚染物質など、さまざまな有害な化学物質を知らず知らずのうちに体内に摂り込んでいます。

ダイオキシンと不妊

これらの有害物質が及ぼす悪影響の共通点が、生殖機能の低下、つまりミトコンドリアの機能を著しく低下させるのみならず、胎児の奇形や知能の発達に悪影響を及ぼすことが知られています。
新生児の臍帯血から200種類以上の化学物質が検出されるようですから、現代人は母親のお腹の中からすでに汚染されているのです。
とくにメチル水銀は脳の発達期にある胎児に感受性が高いことから、胎児への悪影響に関する研究がたくさんおこなわれています。
母体より高い濃度でメチル水銀が胎児に移行し蓄積すると、記憶、注意、言語などの能力が低下してしまいます。

2010年に世界で施行された約117万周期のART治療のうち、およそ20%が日本で行われ、いわば日本は不妊大国とも呼ばれています。

2009年年間不妊治療回数 不妊治療で生まれた出生児数
日本 21万1000件 約2万6000人
米国 14万6000件 約6万人

米国では卵子提供が認められているため単純には比較ができませんが、下記の表のように農薬の使用量が先進国中もっとも多く、米国のおよそ10倍も使用されていることが一つの要因であることは十分に想像できます。

主要国農薬使用量推移

水銀や鉛、ヒ素やアルミニウムなどの有害金属がミトコンドリア内でのエネルギー産生をダイレクトに阻害し卵子の質の悪化を招きますから、積極的なデトックス治療が大切です。

TCAサイクルのエネルギー阻害の図

TCAサイクルのエネルギー阻害の図

さまざまな毒物は、おもに肝臓が解毒した後、7割から9割は腸管から捨てられます。
そのため毒物の排泄には、肝機能と腸内環境を整えることが必要です。
善玉菌は、腸内環境が弱酸性でないと生きていくことができません。
便秘(=アルカリ性)や下痢(=強酸性)の状態では悪玉菌が増殖していますから、腸管に捨てられた毒性物質の脱抱合→腸管から毒物の再吸収となり、体外に毒物が排泄できません。
そのうえ肝臓が有害物質を解毒するには補酵素としてビタミンやミネラルをたくさん必要としますから、食事から摂取する栄養素だけでは十分とはいえないのです。
今からでも遅くはありません。
妊娠を希望されるならば、添加物やトランス脂肪酸が含まれる加工食品やファーストフードを食べるのを止める、遺伝子組み換え食品は買わない、野菜は無農薬を選ぶ、水銀の含有量が多いマグロなどの大型の魚は食べないなど、自分でできることは実行してください。
米国女性と比較して水銀蓄積量が3倍の日本女性では、妊娠前のアマルガム(歯科治療で使われる水銀が含まれる詰め物)の除去もお勧めします。
そして有機溶剤とヒ素は汗から排出できますから、毎日お風呂に入って汗をかいたり、定期的にサウナに行くのもよいでしょう。

またMTHFR遺伝子の変異やSNIPsで体内でのメチレーションが十分でないと、不育症、二分脊髄症、無脳症などの原因となる可能性が指摘されています。
メチレーションが十分でないと、ミトコンドリア内でのATP産生も低下し、ミトコンドリアの数(量)は年齢とともに加速度的に減少することが考えられ、卵子の老化が顕著になります。
また遺伝的にミトコンドリアでの電子伝達系のユニット1が欠損している方が非常に多いとされ、水素の受け渡しができませんからエネルギー産生は大きく低下してしまいます。
採卵しても卵子の質が悪かったり、採卵できても胚盤胞までいかない、流産を何度も繰り返す場合では、遺伝子検査を受けてみることもお勧めします。
このような遺伝子のSNIPsは、栄養欠損や有害物質の蓄積が大きく原因しますから、栄養療法とともに解毒治療も非常に大切です。

その他では、免疫異常、体内の炎症、グリケーション(=糖化)なども卵質に複合的に関与します。
どれも、共通して老化を大きく促進する原因でもあります。
胎児のもつ遺伝子の半分は父親由来ですから、母体にとって胎児は云わば「異物」であり、妊娠や妊娠の維持には正常な免疫バランスがあって成立します。
例えばTNFα↑・インターロイキン10↓のサイトカインの不均衡は、子宮内膜の疲弊化を招き着床の妨げとなったり流産を繰り返す原因となります。
その細胞障害性免疫の過剰は、体内の何らかの炎症で起こります。

そして体内のどこかに炎症があると、老化が加速度的に進みますから、卵子の質の低下も年齢以上に早まります。
「炎症」とは体内のあちこちで山火事が起こっているようなもので、常に活性酸素ダメージに曝されていますから、大切なビタミンやミネラルが火消し(=抗炎症)に使われてしまう上、pHは酸性に傾き、たん白合成にも悪影響をきたし、栄養が卵質の向上にまで回らないのです。
栄養はまず母体の生死に関わる臓器の修復から、優先的に消費されます。
卵巣が無くても個体は生きていけますから、卵巣への栄養補給は後回しなのです。
たとえば拒食症や無理なダイエットなどで低体重になり、月経不順どころか数年間も無月経の女性が多いですが、月経が止まっても脳や心臓、腎臓、肝臓の働きは止まることはありません。

また糖尿病に罹患している女性の妊娠率が低いのは知られていますが、グリケーションは年齢以上に卵子の質を大きく悪化させるためです。
糖化亢進による「太り過ぎ」は妊娠の妨げになりますから、適切なダイエットも大切です。
妊娠に至るには、太り過ぎていても痩せ過ぎていても、いけません。
統計では、BMI22.0前後がもっとも妊娠しやすい範囲です。

女性不妊の典型は、たん白欠乏と鉄欠乏

不妊症の原因がはっきりわからない場合、体外受精をしても質の良い卵子が得られない場合、受精しない場合、受精しても着床しない場合などのような、「原因がわからない。」「対処のしようがない。」と言う状況は、患者さまにとって最もストレスを感じやすい状況だと言えます。

なぜ、明らかな原因が見つからないのにも関わらず、妊娠しないのでしょうか?

詳細な生化学検査を行うと、このような患者さまの検査データは、男女ともに「たん白欠乏」「酸化ダメージ」を示します。
そして、女性の「鉄欠乏」と男性の「亜鉛欠乏」は、不妊カップルの典型的データです。

ヘモグロビンなど数値上は貧血がなく、自覚症状もない場合でも、影に隠れた潜在性鉄欠乏症をお持ちの方が、不妊症の女性には非常に多いのです。
鉄欠乏症と不妊症は、密接な関係があります。
まず鉄が不足すると、ミトコンドリアでのTCAサイクルを十分にまわす事ができませんし、電子伝達系で水素の受け渡しができないため、エネルギー産生が滞ります。
そして受精卵が着床するには、子宮側の受け入れの準備ができているかどうか、つまり子宮内膜が良い状態であるかどうかが重要です。

女性不妊の典型は、たん白欠乏と鉄欠乏

子宮内膜の機能維持には、粘膜である内膜が正常に代謝していることが必要ですが、鉄が欠乏すると粘膜の代謝がうまく行われなくなり、子宮内膜の構造と機能に異常を来たし、着床しづらい状態になってしまいます。

月経量が少なくなっていませんか?
月経量の減少は、女性ホルモンの影響だけではありません。
まずは鉄とたん白質の不足が大きく影響することを知ってください。

当然ですが卵巣から十分なホルモンが分泌されなければ、卵子を良い状態に成熟させることができません。
栄養欠乏が長く続いている女性では、材料不足のためホルモンが充分に分泌されず、良い卵子が育ちにくい状態になります。
また卵子の成熟にはホルモンだけでなく、卵巣における多数の酵素蛋白などの協調した働きが必要であり、アミノ酸やビタミン・ミネラルなどの十分な栄養素に満ちた環境が必要であるのは言うまでもありません。

※鉄の過剰症について
鉄は過剰症の心配があるので、自己判断で鉄のサプリメントを無闇に摂ることはおすすめできません。
医師の診断のもとに血液検査を行った上で、特にヘム鉄(有機でくるまれた安全で吸収力の高い鉄)の形で摂取することが大切です。
プルーンやプルーン加工食品などの植物性の鉄は、食物繊維にくるまれた形で存在するため、吸収率がおよそ1%程度ですから十分に吸収されないため、鉄欠乏の改善には役立ちません。

男性不妊の原因の9割は機能に問題がありますから、栄養療法で改善する例が見られます。
たん白質や亜鉛等、総合的な栄養療法により、体内環境の改善とともに精子形成能が向上し、精子数や運動率などが飛躍的に改善する場合があります。

このように栄養療法は、不妊症治療の安全で有効な選択肢の一つであることがご理解いただけたでしょうか?

母体の栄養欠乏と、胎児の先天奇形・発育不良との関係

栄養欠乏を抱える母体の体内環境は、うまく妊娠が成立したとしても、胎児が育つのに適した環境とは言えません。
ひとつは、妊娠初期の母体の低栄養による、胎児の先天奇形や発育不良の問題です。
胎児の発育にはたん白質や鉄をはじめ、多くの栄養素が細胞の材料として必要であり、母親に栄養欠乏があると胎児に十分な栄養を与えられず、胎児発育の過程で障害が生じる場合があります。
例えば、妊娠初期の母体の葉酸の不足によって、二分脊椎症などの先天奇形が増加することは、みなさんよくご存知ですね。

当然ですが、大切な栄養素は、葉酸だけではありません。
たとえば胎児の血液やたん白質(特にコラーゲン)を作るには、多くの鉄が必要です。
体が倍々で大きくなっていく胎児期には特に鉄の需要が増大するため、胎盤は母体の鉄をかき集めて胎児に優先的に与える仕組みを持っています。
しかし母親に鉄の不足があると充分な鉄を胎児に与えられないため、早産や未熟児であったり、新生児の異常、例えば心室中隔欠損症(心臓の壁の穴が開いたままになっている)等の原因になると言われています。
また、子どものアトピー性皮膚炎、喘息なども、鉄をはじめとする母体の栄養欠乏がその一因であるとも言われます。
母体が十分な栄養素を摂取していれば、これらの先天奇形や発育不良、アトピー性皮膚炎などのトラブルの多くは予防が可能なのです。

もうひとつは、子どもの将来の生活習慣病のリスク上昇です。
英国の環境疫学の権威であるデビッド・バーカー博士は1980年代に、「胎児期に低栄養状態であることが成人期における心血管障害のリスク因子である」とする「バーカー仮説(Barker仮説)」を発表しました。胎児が低栄養状態にさらされると、胎児がその環境に適応しようとする結果、筋肉量の減少、腎臓のネフロン数の減少、膵臓のβ細胞の減少などが起こります。
これらの変化は生まれた後も永続的に続くため、生まれた児が成人になってからの高血圧・糖尿病・心筋梗塞などの発症リスクを増大させる、という説です。
この説は一般常識からはかけ離れていたため、発表当初は批判を受けましたが、今では 多くの研究者の研究により支持されています。

つまり「母体の栄養状態は、生まれてくる子どもの将来の健康状態や寿命をも左右している。」のです。

ビタミンB群と赤ちゃんの、知能発達(IQ)・情緒(EQ)との関係

妊娠しやすい体作りや、健やかな赤ちゃんを産むためには、妊娠前や妊娠中の女性の栄養状態が非常に重要であることがお分かりいただけたことと思います。

さらに妊娠中の適切な栄養補給が、赤ちゃんの身体的および知能の発達にも、していない場合に比べて差がつくことが分かっています。

胎児の脳の発達にはビタミンB群が深く関与しており、妊娠中に主にビタミンB群を補った母親のグループと補わなかった普通のグループで、生まれた赤ちゃんのIQを比較すると、4歳の時点で、補った方のグループの赤ちゃんの方が平均してIQが8.1高かった、と言うデータがあります。
母親がビタミンB群を十分摂取することで、胎児の脳の発達に差が出ることを示しています。

<母親がビタミン類を摂っている場合に生まれてくる子どものIQ(知能指数)>
(4歳児における189人のテスト実験、米国婦人科医師チェラスキンレポートより抜粋)

ビタミンB1・B2・B3・鉄補給
(対象:91人)
補給なし
(対象:98人)
各郡のIQの範囲 75~150 66~120
平均IQ 101.7 93.6

赤ちゃんの脳は、妊娠6週目までに脳の神経細胞がほぼ完成するため、より知能の高い赤ちゃんのためには、妊娠前からのビタミンB群の摂取がお勧めです。
また、ビタミンB6は、脳の神経伝達物質の材料としても大切で、不足すると赤ちゃんの落ち着きがなくなったり、夜泣きやイライラしたりする原因のひとつとされます。
授乳中のお母さんがしっかりビタミンB群を摂取していると、赤ちゃんは夜泣きもせずにスヤスヤと眠ってくれて、子育てがとても楽だとお母さんはおっしゃいます。

とはいえ補給するビタミンB群のサプリメントは、なんでも良いわけではありません。
摂取したビタミンB群が、赤ちゃんの体を栄養するわけですから、安全でなければいけません。

ビタミンB群のサプリメントは、「誘導体」を使用した石油化学製品はお勧めできません。
また、市販のビタミンB群のサプリメントは、栄養所要量に基づいているため、含有量が低く治療効果は期待できません。

お母さんのお腹の中で栄養素を十分もらって生まれてきた赤ちゃんは、丈夫でトラブルが少なく、夜泣きも少なく、育てやすいと言われています。
そして将来も、病気になりにくいのです。
これから子どもが欲しいとお考えの皆様には、ぜひとも真面目に考えて欲しい問題です。

<コラム>
ビタミン大量投与による知的障害児の治療が専門の、セントドミニオン大学精神科のキャップ元教授は、国際的によく知られています。
そのキャップ女史の研究によると、IQ70以下の子供を対象にビタミン大量投与をおこない、そのうちの30%でIQを90程度まで引き上げることに成功したとあります。
* 子供の知能テストの結果をIQの段階に当てはめると、70以下で発達の遅れがあるとみなされます。
また彼女が治療した一例では、IQが25~30の言葉が不自由な男子児童に300倍のビタミン大量投与(ビタミンB群とビタミンC)をおこなったところ、数日後には口をきき始め、1ヶ月後には読み書きができるようになり、IQが90にあがり小学校に入学できたといった驚く結果が報告されています。
遺伝子生物学では、知的障害のある人とない人の間は連続していて区別がないと考えますが、良い証明になった例です。
原因不明の不妊症でお悩みの方、難治性の不妊症の方、健やかな赤ちゃんが欲しいとお望みの方は、まずは60項目の血液検査をおうけになっていただき、体内の状態を把握することをお勧めします。
  • 原因究明

    60項目以上の詳細な生化学検査と、必要に応じて特殊な検査を実施し、機能性不妊の原因を究明し、原因から治療。

  • 体に負担の少ない

    天然の複合的な栄養素は、体内で必要に応じて代謝されるため安全。

  • ストレスフリー

    医療行為は3ヶ月ごとの採血や必要に応じて点滴治療のみ。頻繁な通院の必要もなくストレスフリー。

妊活エクソソームの詳細は、こちらをクリック

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治療費用

ハイジーア外来では、公的保険が適用されない自費診療の治療のみとなります。(保険診療はおこなっておりません)

基本検査料
初診時のカウンセリング料 無料
生化学検査料
60項目以上 16,500円(税込)
再検査セットⅠ 11,000円(税込)
再検査セットⅡ 5,500円(税込)
再検査セットⅢ 3,850円(税込)
初診料(40分) 11,000円(税込)
再診料(20分) 5,500円(税込)
各種検査費用
活性酸素ダメージ検査(日本) 13,200円(税込)
有害ミネラル(毛髪)検査(米国) 14,300円(税込)
尿路系重金属排泄検査(米国) 27,500円(税込)
腸内環境(CDSA)アンバランス検査(米国) 73,700円(税込)
IgG食物アレルギー検査 44,000円(税込)
改善例はこちらです。
治療費用
栄養療法治療費用
(治療用サプリメントの費用)
[治療]およそ7万円~(1ヶ月あたり)
[維持]およそ3万円~(1ヶ月あたり)
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診療の流れ

1初日
  • 専門のカウンセラーによるカウンセリング+医師の診察(無料/60分〜)

統合医療についての説明と、患者さまの現在までの状態を詳しく聞き取りし、その後医師が検査内容について判断します。初日の医師の診察は、検査内容の判断のみとなります。
60項目以上の詳細な生化学検査と、必要に応じて追加検査を実施し、機能性不妊の原因を特定します。

  • 初日検査(血液・尿 60項目以上)→16,500円(税込)

※必要に応じて、医師が追加検査を行う場合があります。

21週間後

医師が生化学検査および追加検査のデータに基づく診察を行い、治療方針を決定します。

  • ドクター診察初診料→11,000円(税込)/40分

治療期間の目安は3~6ヶ月ですが、個人差があります。治療期間中は治療費は、最初の3か月は月5〜10万円が目安です。
全ての治療内容が、原則では医療費控除の対象となります。

  • 分子整合栄養医学療法(治療用サプリメントの処方)→70,000円〜/1ヶ月

栄養療法による不妊治療に加え、キレーション治療や腸内環境の改善、抗酸化治療などの治療が必要な場合もあります。
管理栄養士による個別の食事指導のサポートプログラムがございます。年齢に関わらず、理想的な妊娠・出産を実現するための正しい知識を勉強するプログラムにも、ご参加いただきます。
妊娠された後も、妊娠中も、栄養療法を続けられることが大切です。

3約3ヶ月後

治療が1クール(約3ヶ月間)終了した後、再検査を行います。

  • 再検査→11,000〜16,500円(税込)
  • ドクター再診料→5,500円(税込)
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クリニック紹介

住所 〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目8-18 グランベル銀座ビル3階
診療時間 10:00~17:00(土曜のみ18時まで) 完全予約制(月・水・日祝休診)
電話 03-6452-6611
最寄駅 電車でお越しの方
地下鉄銀座線 銀座駅A13番出口より、徒歩3分。
地下鉄有楽町線 銀座一丁目駅9番、10番、11番出口より、徒歩1分。
JR山手線有楽町駅中央口より、徒歩10分。
東京駅からお越しの方
JR「東京」駅から→5分→JR「有楽町」駅。有楽町駅中央口より、徒歩10分。
東京駅八重洲口よりタクシー→5分(約1,000円)→当院
道順 文房具の銀座・伊東屋の一本裏通りのグランベル銀座ビル3階になります。

ハイジーア外来の治療用サプリメント

ハイジーア外来で使用するサプリメントは、製薬工場に課せられる厳しい「GMP基準」を満たした工場で製造された、ドクターユースオンリーの高純度・高濃度の治療用サプリメントです。

治療用サプリメントは、60項目以上の詳細な血液・尿検査のデータに基づき、栄養療法を熟知したドクターによって栄養素の種類と量が決定され、処方されます。

1粒あたりの含有量が多く、医師の処方なしには購入できません。

一般的に市販されているサプリメントとは、質や含有量が全く異なります。

※ 栄養療法は日本では保険が認められていないため、自由診療となります。

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不妊治療成功例

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妊活エクソソーム(幹細胞培養上清液)について(旧ページ)

妊活エクソソーム治療(幹細胞培養上清液)について

幹細胞培養上清液とは、ヒト幹細胞を培養し、そこから細胞成分を除去し、液性成分(上澄み)を抽出したものです。

幹細胞培養上清液には、たんぱく質や成長因子(サイトカイン)などの様々な有効成分が含まれています。

その中で特に注目される成分が「エクソソーム」です。

細胞外小胞の一つであるエクソソームには、マイクロRNA・メッセンジャーRNAといった遺伝子の働きに関与する「核酸」が含まれ、この核酸が細胞と細胞の間で情報伝達を行うメッセンジャーの役割を果たすことが分かっています。

幹細胞培養上清液(エクソソーム)は、おもに歯髄由来、骨髄由来、脂肪由来、臍帯血由来の4種類があります。

ハイジーア外来では、歯髄由来、脂肪由来そして臍帯由来の三種類ミックスを用いています。

ミックスすることで、単体で用いるよりも相乗効果が期待できます。

幹細胞培養上清液に含まれる成長因子(サイトカイン)とその作用

種類 作用 不妊治療への応用
VEGF 血管内皮増殖因子 血管新生を促す作用。(発毛・育毛) 血流改善や血管拡張作用による、卵巣や子宮内膜の機能改善。卵質改善。
TGF-β トランスフォーミング増殖因子 抗炎症作用。 抗炎症作用による着床率の向上や卵質の改善。
HGF 肝細胞増殖因子 肝臓組織の再生。細胞増殖促進作用。細胞運動促進、形態形成誘導、血管新生など、肝臓以外の組織再生を促す。 卵巣への栄養増加による、卵質改善。
IGF インシュリン増殖因子 成長を促す作用。(皮膚再生・肌の弾力アップ・育毛) 受精や着床などに関与。卵子の質の向上。
PDGF 血小板由来増殖因子 細胞分裂促進、細胞増殖作用。 着床率の向上。
EGF 上皮増殖因子 皮膚のターンオーバー促進。しみ・しわ・くすみの改善。 子宮内膜の改善。
bFGF 塩基性繊維芽細胞増殖因子 血管・皮膚・筋肉などの細胞に作用。細胞の分化と増殖をコントロール。神経や骨形成にも関与。 卵胞の成長・成熟、受精卵の分割をコントロール。
KGF ケラチノサイト増殖因子 毛母細胞に働き、育毛や発毛、増毛作用を促進する。(発毛・育毛)

エクソソームは全身の体性幹細胞の生理作用を活性させ、皮膚・神経や上皮組織の再生・血管再生、複数の抗炎症作用などが確認されています。

AMH値の低い方、採卵しても質の良い卵子が採れない方、受精→分割→着床に至らない方に、栄養療法と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

幹細胞培養上清液(エクソソーム)の安全性について

  • 特定加工物細胞製造事業者の細胞培養加工施設にて、厳格に管理され製品化
  • クリーンルーム内でマイクロフィルタリングによって滅菌処理を実施
  • 無血清培地にて培養
  • 添加物を一切加えず、幹細胞に負担をかけない方法で製造
  • 幹細胞のドナーは健康な日本人で、全て国内製造
  • フリーズトライ製法にて製品化
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治療費用

当院では、皮下注射、ショットガン注射(無痛)、場合によって点鼻による注入法をお選びいただけます。
妊活エクソソーム (歯髄・脂肪・臍帯の三種ミックス)
初回 (1cc) 33,000円(税込み価格)
※初回のみ、別途、施術費用3,300円がかかります。
1cc 66,000円(税込み価格)
10cc 550,000円(税込み価格)
30cc 1,650,000円(税込み価格)
30cc 栄養療法を組みあわせて不妊治療される患者さま向け特別価格 (2024年3月末まで)
1,430,000円

注意事項

事前説明および同意
エクソソーム治療にあたり、治療の目的や安全性、リスク、改善効果について医師より説明をいたします。
患者様と医師の両者の合意に基づいて、エクソソーム治療を行います。
現病歴や既往歴によっては、 医師の判断で治療が難しい場合もございます。
治療条件
当院では、医療安全を確保する観点から以下に該当する方への治療はお断りすることがあります。
・ウイルス感染症などの治療中の方。
・ペニシリン系、アミノグリコシド系、マクロライド系の抗生剤アレルギーまたは、その既 往のある 方。
・現在治療中の悪性腫瘍がある方
・一か月以内に何らかのワクチン接種をされた方
・ドーピング検査対象者
・その他、医師により使用が適切ではないと判断される方
・理由の如何によらず製品仕様への同意を得られない方
また、妊娠中・授乳中の方はお断りしております。
予想される副反応とリスク
頻度や程度は不明ですが、局所でアレルギー反応が生じる可能性があります。
施術部位の熱感や赤み、発疹、掻痒感、注射による腫れや内出血などの症状が現れる場合があります。
治療後数日で消えますが、不安な場合はご相談ください。
上清液は十分な検査を行い、安全性に最大限に配慮して製造されていますが、現状では国内未承認 医薬品に該当するため、未知の副反応や長期使用における影響が十分に検討されていません。不明なリスクへの不安の大きい方は上清液を使用した施術をお控えください。

幹細胞培養上清液(エクソソーム療法)の効果

  • 皮膚の再生(肌のキメ・ハリ感アップ、小じわ改善)
  • AGA(毛髪再生、円形脱毛改善)
  • 創傷治癒の促進(傷の治りをよくする)
  • アンチエイジング作用(血管修復、血流改善、血管拡張作用)
  • 神経組織の修復
  • 各種疾患の改善(糖尿病、動脈硬化など)
  • 肝機能障害の改善
  • 肩こり、疲労回復(代謝改善)、ダイエット効果
  • 不眠症、うつ状態の改善
  • ED(勃起不全)の改善

もう少し、くわしく知りたい方へ

気になるところだけ、開いてお読みください。検査の数字や研究も、ここにまとめています。

“妊活の下地づくり”って、なに?

妊活の下地づくりとは?

体外受精・顕微授精の前から、卵子・子宮内膜・妊娠したあとの体を支える栄養状態(貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミンD・亜鉛)を整えておくことです。

不妊症は、妊娠を望んで避妊をせずに過ごしても、一定の期間(一般に1年)妊娠しない状態です。治療は婦人科・不妊治療クリニックで、タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精へと進みます。

体外受精は「受精」を助ける技術です。卵子と精子の質、子宮内膜の状態、着床後の体力は、体の側の条件で変わります。排卵する卵胞は排卵の約85日前に育ち始めるとされ(Gougeon, Hum Reprod 1986)、採卵で採れる卵子は、その3か月ほど前からの体の状態を映しています。

当院は体外受精を行う所ではありません。妊活・体外受精・顕微授精の確度を高めるために、貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミンD・亜鉛など体の内側を整える外来です。体外受精は不妊治療クリニックをご紹介します。

いつから、始めればいいの?

いつから始めればよいですか?

採卵の約3か月前が目安です。排卵する卵胞は、排卵の約85日前に育ち始めるためです。すでに治療中の方も、次の採卵・移植までの期間でできることがあります。

ヒトの卵胞の発育を調べた研究では、排卵する卵胞のもとは排卵の約85日前に育ち始めるとされています(Gougeon, Hum Reprod 1986)。

体外受精は「受精」を助ける治療です。卵子と精子の質、子宮内膜の状態、着床後の体力は、体外受精の技術ではなく体の栄養状態で決まります。当院が担うのは、その体の側です。

  1. 採卵の約3か月前

    血液・尿検査(60項目以上)。卵子が成熟するまでに約3か月かかるため、採卵予定の3か月前に始めるのが目安です。

  2. すぐに

    検査値にもとづいて、ヘム鉄・たんぱく質・ビタミンB群・亜鉛など不足している栄養素を医師が処方。管理栄養士が食べ方を一緒に考えます。

  3. 採卵・移植の周期

    不妊治療のクリニックの予定に合わせて続けます。処方中の薬(ホルモン剤など)は当院がやめさせることはありません。

  4. 約3か月ごと

    再検査で貯蔵鉄・たんぱく質の値を確かめ、処方を見直します。妊娠がわかった後の続け方は診察で相談します。

当院では、タイミング法・人工授精・体外受精は行わず、不妊治療クリニックをご紹介します。体外受精の成否を約束する治療ではなく、結果には個人差があります。

フェリチン(貯蔵鉄)と、妊娠のこと

フェリチン(貯蔵鉄)は不妊治療に関係ありますか?

関係する可能性があります。鉄のサプリメントを使っていた女性は排卵障害による不妊のリスクが0.60倍でした(観察研究)。当院の4例は、フェリチンが一桁〜10台から3か月で30〜47に上がり、その後に妊娠しています。

米国の看護師18,555人を8年追った研究です(Chavarro ほか, Obstet Gynecol 2006)。くわしくは フェリチンが低いと、妊娠・体外受精はどうなるか。

ビタミンDと、体外受精のこと

ビタミンDは体外受精の結果に関係しますか?

関係します。体外受精などを受けた女性2,700人のメタ解析で、ビタミンDが足りている人は生児出産の確率が1.33倍でした。約24 ng/mL を下回ると結果が下がる、という解析もあります。

(Chu ほか, Hum Reprod 2018)(Xu ほか, Reprod Sci 2024) くわしくは ビタミンDと体外受精の結果。

男性側に、できること

男性側もできることはありますか?

あります。魚介・野菜・果物が多く、加工肉・甘い飲み物・アルコールが少ない食事ほど精液所見がよい傾向です。当院では男性も同じ血液検査で亜鉛やたんぱく質の不足を確かめます。

(Salas-Huetos ほか, Hum Reprod Update 2017) くわしくは 男性側の妊活。

妊活エクソソームって?

妊活エクソソームとは?

幹細胞を培養した上澄み(培養上清液)を使う自由診療で、国内では未承認です。効果と長期の安全性は十分に確かめられていません。

当院の説明文(旧ページ)は下の「くわしく」に残しています。

こんな方が、いらしています

どんな症状・状態の方が受診していますか?

体外受精・顕微授精をしても、妊娠しない。移植しても着床しない・採卵しても、質の良い卵子が採れない。受精卵が胚盤胞まで育たない・AMH が低い・35歳を過ぎた。次の採卵までに、体の側でできることをしたいなどが続く方です。

  • 体外受精・顕微授精をしても、妊娠しない。移植しても着床しない
  • 採卵しても、質の良い卵子が採れない。受精卵が胚盤胞まで育たない
  • AMH が低い・35歳を過ぎた。次の採卵までに、体の側でできることをしたい
  • 疲れやすい・冷え・月経痛・便秘がある。「貧血ぎみ」と言われたことがある
  • 不妊治療のクリニックに通っているが、体づくりは何もしていない
なにを、調べるの?

当院では何を調べますか?

血液・尿検査(60項目以上)で、貯蔵鉄(フェリチン)・たんぱく質・ビタミン・亜鉛・血糖の動きを調べます。貯蔵鉄(フェリチン)は、一般の健康診断の項目には入っていません。

不妊で受診した方の採血では、ヘモグロビンが正常でも、貯蔵鉄(フェリチン)が一桁〜10台という方がほとんどです(記事の記載)。一般の不妊検査ではフェリチンまで調べないため、見逃されます。当院では、鉄・たんぱく質・ビタミンB群・亜鉛と、血糖の動きを確かめます。

  • 貯蔵鉄・貧血フェリチン・血清鉄
    ヘモグロビン・MCV・MCHC
  • たんぱく質総蛋白・尿素窒素
  • ビタミン・亜鉛B群・亜鉛
  • 血糖の動きグリコアルブミン・インスリン
どんな治療? ふつうの病院と、どうちがうの?

治療は何をしますか?標準治療との違いは?

一人ひとりの検査値にもとづいて、不足している栄養素(治療用サプリメント)を医師がオーダーメイドで処方し、管理栄養士が食事を一緒に考えます。約3か月ごとの再検査で処方を見直します。標準治療の代わりではなく、並行して受ける治療です。

標準的な治療当院の分子栄養療法
役割受精・妊娠を医療の技術で助ける卵子・子宮内膜・妊娠後の体を支える栄養状態を整える
内容タイミング法・人工授精・体外受精・顕微授精血液・尿検査(60項目以上)→ ヘム鉄・たんぱく質・ビタミンD・亜鉛などのオーダーメイド処方と食事指導
受ける場所婦人科・不妊治療クリニック(当院は不妊治療クリニックをご紹介)当院(銀座)
保険保険診療(一部自由診療)自由診療
一緒に受けられるか—並行して受けられます。採卵・移植の予定に合わせます

実際に、こう変わりました(当院の記録)

当院の4例では、2週間〜1か月で疲れにくさや冷えに変化が出て、3か月後のフェリチンは30〜47 ng/mL でした。個人差があり、同じ経過を約束するものではありません。

当院で治療した4例の記録です(医師の記録・個人差があります)。フェリチン(貯蔵鉄)の中央値は 4.6 → 32.9 ng/mLでした(全例を載せています)。

例初診時主な症状期間主な変化治療・補足フェリチン
(ng/mL)
例139歳・女性
  • 子どもの頃から疲れやすい・強い冷え
  • 毎月1回、38度の発熱を伴う風邪(10年間)
  • ヘモグロビン11前後の貧血・低血圧
  • 人工授精3回・体外受精2回で妊娠せず
1〜8か月
  • 1か月で冷えが軽くなり、疲れにくくなった
  • 3か月で毎月の風邪がなくなった
  • 約半年で月経痛がなくなった
  • 8か月でフェリチン40を超えた
  • その後40歳で自然妊娠(記事の記載)
—4.4 → 33.6
例238歳・女性
  • いつも疲れている
  • 5月下旬まで暖房が要るほどの冷え
  • 便秘・痔
  • タイミング法6か月で妊娠せず・体外受精を迷っていた
1〜2か月
  • 1か月で体調が上向いた
  • 2か月で冷えが軽くなり、朝の体調が良くなった
  • 治療開始2か月弱で自然妊娠(記事の記載)
—4.6 → 30.3
例338歳・女性
  • 疲れやすい・月経不順
  • 8年間の過食と嘔吐(摂食障害)
  • 第一子は6回目の体外受精で妊娠
  • ヘモグロビン10.1・亜鉛57の強い栄養不足
1〜2か月
  • 1か月で家事ができるように。月経痛がなくなった
  • 2か月で一人分で満腹になり、過食が止まった
  • その後、第二子を自然妊娠(記事の記載)
—4.6 → 32.1
例437歳・女性
  • 月経不順・虚弱体質
  • 子宮筋腫(8つ摘出)による強い貧血
  • 手術後も血清鉄35・フェリチン10.5
2週間〜3か月
  • 2週間で疲れやすさが改善
  • 月経周期が32日→28日に。基礎体温の二相がはっきり
  • 3か月でフェリチン10.5→47.0
  • 治療開始3か月で自然妊娠(記事の記載)
—10.5 → 47
4例のフェリチン(貯蔵鉄)初診時と3か月後 例1は4.4から33.6、例2は4.6から30.3、例3は4.6から32.1、例4は10.5から47.0。 0304060 40(記事で「40以下では妊娠しにくい」とされる値) 30(記事で「30以下では母体・赤ちゃんに影響」とされる値) 例13か月後例23か月後例33か月後例43か月後 初診時3か月後
図1 4例のフェリチン(貯蔵鉄・ng/mL)初診時 → 3か月後4例すべて初診時は一桁〜10台。3か月後の値は4例とも30〜47(記事の表)。例1はその後2年半で60.7。記事では「理想は100」としています。結果には個人差があります。
1日あたりの鉄の出入り(旧ページの表から) 食事から10〜15mgを摂っても吸収は約10%で1〜1.5mg。汗・尿・便で約1mgが出ていき、月経のある女性はさらに1日平均約1mgが失われる。 入る出る 食事の鉄 10〜15mg/日 → 吸収されるのは約10%=1〜1.5mg 汗・尿・便から 約1mg/日 月経 1回で約20〜30mg → 1日平均 約1mg 月経のある女性の差し引き:約 −1mg/日(男性・閉経後は ±0) 子宮筋腫・内膜症などで月経量が多い方は、1回80mL以上の出血で、さらに失われます(旧ページの記載)。 だから、ヘモグロビンが正常でも、貯蔵鉄(フェリチン)だけ空になっていることがあります
図2 1日あたりの鉄の出入り旧ページ(/menu/sterility/)の表の数字をそのまま図にしたものです。

医師が記録した経過です(記事)。4例とも婦人科の不妊検査は「異常なし」で、漢方と並行して栄養療法を行いました。

結果には個人差があります。症状が無くなることを約束する治療ではありません。

費用のこと

自由診療です。初日は検査 16,500円(税込)。その後は約3か月ごとの再検査 11,000〜16,500円と診察料 5,500円、治療用サプリメントの費用がかかります。

初日検査(血液・尿 60項目以上)16,500円。カウンセリングと医師の診察を含みます(初日のカウンセリングは無料)
約1週間後診察料 5,500円(20分)。結果の説明と処方
治療中治療用サプリメント:処方の内容で変わります(最初の3か月は月5〜10万円が目安)
約3か月ごと再検査 11,000〜16,500円+診察料 5,500円(20分)
保険自由診療(保険適用外)。原則として医療費控除の対象です

はじめての日は、こんな流れです

初日にカウンセリング・診察・採血と採尿(60分〜)、約1週間後に結果の説明と処方、その後は約3か月ごとに再検査です。完全予約制です。

笑顔の看護師
笑顔の看護師
  1. 初日(60分〜)

    カウンセリングと医師の診察。採血・採尿。

    検査料 16,500円(税込)。初回カウンセリング料は無料

  2. 約1週間後

    結果の説明と治療方針。栄養素の処方と食事指導が始まります。

    診察料 5,500円(20分)/治療中は月あたり5〜10万円(最初の3か月の目安)

  3. 約3か月後

    再検査で数値の変化を確かめ、処方を見直します。

    再検査 11,000〜16,500円+診察料 5,500円(税込)

期間の目安は3〜6か月(旧ページの記載)。記事の4例は3か月ごとに採血しています。個人差があります。

こんな方に合っています/先に別の科へ、という方

この外来が合う方・合わない方

合う方

  • 体外受精・顕微授精の前に、体の側でできることをしたい
  • 採卵しても卵子が育たない、移植しても着床しない
  • 「貧血ではない」と言われたが、疲れやすい・冷えがある
  • 夫婦で妊活の体づくりをしたい

先にほかの医療機関へ

  • 体外受精・人工授精そのものを受けたい(不妊治療クリニックをご紹介します)
  • 妊娠を約束してほしい(約束できる治療ではありません)
  • 処方中の薬をやめたい(主治医とご相談ください)

できること

  • 血液・尿検査(60項目以上)で、貯蔵鉄・たんぱく質・ビタミン・亜鉛の過不足を確かめる
  • 検査値に基づいて、ヘム鉄を中心に不足している栄養素を医師が処方する(鉄の量は検査値で決める)
  • 管理栄養士が、たんぱく質と鉄を摂りやすい食べ方を一緒に考える
  • 約3か月ごとに再検査し、数値を見ながら処方を見直す
  • 必要な方に漢方薬を処方する。男性不妊(精子の数・運動率)のご相談も受ける
  • 妊活エクソソーム(旧ページに記載)
  • 婦人科・不妊治療クリニックの治療(体外受精・顕微授精・人工授精)と並行して受けられる。採卵・移植の予定に合わせて処方する

できないこと

  • タイミング法・人工授精・体外受精は行いません(旧ページの記載)
  • 妊娠を約束する治療ではありません。結果には個人差があります
  • 処方されている薬(ホルモン剤・漢方など)を当院がやめさせることはありません
  • 人工授精・体外受精の成否を約束する治療ではありません。確度を高めるために体の側を整える治療です
研究で、わかってきていること

研究でわかっていること

PubMed に収載された論文の抄録から、数字と結論だけを載せています。多くは観察研究で、因果を示したものではありません。

  • ヒトの卵胞は、排卵の約85日前に育ち始めます。(Gougeon, Hum Reprod 1986)
  • 鉄のサプリメントを使っていた女性は、排卵障害による不妊のリスクが0.60倍でした(米国・18,555人を8年追った観察研究)。(Chavarro ほか, Obstet Gynecol 2006)
  • 生殖補助医療を受けた女性2,700人のメタ解析で、ビタミンDが足りている人は生児出産1.33倍・臨床妊娠1.46倍でした(流産率に差なし)。(Chu ほか, Hum Reprod 2018)
  • 23研究の解析で、ビタミンDが約24 ng/mL を下回ると妊娠率・生児出産率が下がる境目が示されました。(Xu ほか, Reprod Sci 2024)
  • 35歳未満の体外受精で、地中海食をよく守っていた女性の生児出産は48.8%、守っていなかった女性は26.6%でした(35歳以上では差なし)。(Karayiannis ほか, Hum Reprod 2018)
  • 男性側:魚介・野菜・果物が多く、加工肉・甘い飲み物・アルコールが少ない食事ほど、精液所見がよい傾向でした(35の観察研究)。(Salas-Huetos ほか, Hum Reprod Update 2017)

正直に、お伝えしておきたいこと

当院は体外受精・顕微授精・人工授精・タイミング法を行いません(不妊治療クリニックをご紹介します)。分子栄養療法は妊娠や体外受精の成功を約束する治療ではなく、上の研究の多くは観察研究で、因果を示したものではありません。処方中のホルモン剤などを当院がやめさせることはありません。妊娠がわかった後の続け方は診察で相談します。

分子栄養療法は、すべての方に同じ結果が出る治療ではありません。当院で治療した方の経過は個別の記録で、同じ結果を約束するものではありません。

  • 結果には個人差があり、すべての方に同じ経過が出る治療ではありません。
  • 治療用サプリメントで起こりうること:まれに、IgG 食物アレルギー反応(食べ物に対する遅れて出る反応)が出ることがあります。
  • 鉄は、たんぱく質に包まれた形のヘム鉄を、血液検査で確かめたうえで医師が処方します。
  • 妊娠がわかった後の栄養素の続け方:
  • 治療用サプリメントは医薬品ではありません。
  • ほかの医療機関で治療中の方は、その治療を中断するものではありません。お薬手帳をお持ちください。

担当医・監修

秦 俊昭 医師

秦 俊昭 医師|ハイジーア外来(分子栄養療法)担当

日本産科婦人科学会 産婦人科専門医。防衛医科大学校卒業(1982年)、東京慈恵会医科大学大学院修了。防衛医科大学校病院・自衛隊中央病院などを経て、2013年より当院で分子栄養療法を行っています。

このページは 2026年10月15日 に、担当医が内容を確認しました。研究は PubMed の抄録で数字を確かめています。

よく聞かれること

体外受精の前、いつから始めればよいですか
採卵予定の約3か月前が目安です。すでに治療中の方も、次の採卵・移植までの期間でできることがあります。
移植周期の途中でも続けられますか
続けられます。処方中のホルモン剤などを当院がやめさせることはありません。不妊治療のクリニックの予定を診察でお知らせください。
男性側も受けられますか
受けられます。精子の数・運動率に関わる栄養状態(亜鉛・たんぱく質など)を同じ血液検査で確かめます。
婦人科で不妊治療中でも受診できますか
できます。その治療と並行して、貯蔵鉄と栄養状態を検査で確かめます。薬の中止や変更は行いません。
「貧血ではない」と言われましたが
ヘモグロビンが正常でも、貯蔵鉄(フェリチン)が低いことがあります。当院ではフェリチンを含めて調べます。
どのくらいで妊娠できますか
お答えできません。妊娠を約束する治療ではなく、結果には個人差があります。記事の4例は治療開始2か月〜1年で妊娠していますが、同じ経過を示すものではありません。
保険は使えますか
使えません。自由診療です。原則として医療費控除の対象になります。
初日に何をしますか
カウンセリングと医師の診察、採血・採尿で60分以上です。
体外受精はしてもらえますか?
当院では行いません。不妊治療クリニックをご紹介します。

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診療体制

院名プレシジョンクリニック東京 ハイジーア外来(分子栄養療法)
所在地〒104-0061 東京都中央区銀座2丁目8-18 グランベル銀座ビル3階(有楽町線 銀座一丁目駅 徒歩1分)
診療時間水曜〜土曜 10:00〜17:00 完全予約制 休診日 日・月・火・祝

初診のご予約

初診は予約制です。希望の日時をお知らせください。受付時間内にお電話で日時を確定します。

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第1希望(例:10月24日の午後)。第2希望もあればお書きください