食品の裏側
あまりにリアルな内容です。
食品添加物の営業マンをしていたという著者の業界告発(?)本。
「日本に新しい食文化を作るんだ!」と、意気揚々と多種多様な食品添加物を売りさばき、数多くの加工食品の開発に携わった敏腕営業マン。
「食品添加物の神様」とまで言われた著者が、ある日、自分が作った加工食品のミートボールを自分の子供がおいしそうに食べているのを見て、凍りついた。
そのミートボールは、安い端肉に、かさを増やすためのつなぎ、それに20~30種類の添加物をじゃぶじゃぶ投入して作られ、売値が安いため大ヒット商品となったもの。
自分の作ったミートボールは、自分の子供たちには食べて欲しくないものだった。
このままでは畳の上では死ねない――。
そう思った著者は、その翌日に会社を辞めた。
きっとたくさん食品添加物が入っているんだろう、と思いつつも、ついつい食べてしまう加工食品。
私たちの多くは、その加工食品がいったいどのように作られているのか、よく知らないで食べている。
食品表示にはまとめて2~3種類の添加物名しか書いてなくても、実際には数十種類の添加物が使われていると言う実態。
この本はその実態をあまりにリアルに書いている。
利便性と経済性を追求するあまりに、私たちが失っている何か。
添加物には害だけではなく恩恵もあるが、何かがおかしい、何かが狂っている、と思わずにはいられない。
なるべく添加物の入っていないものを食べようと思っても、完全に排除するのは無理だとしたら、その害の影響を受けないために必要なことは、体の抵抗力を上げることだろう。
添加物をはじめとする様々な化学物質を解毒・分解するためには多くの微量栄養素を必要とする。
タン白質・良質の脂質・ビタミン・ミネラル等の栄養素を、栄養所要量のレベルを超えて、分子レベルで至適濃度に整える分子栄養学的アプローチこそ、現代のこのような問題に対処するための最良の方法だと私は考えている。
長文を書く時間がなかなかありません…。